燃ゆる若女将_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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燃ゆる若女将

15-06-14 09:11

『はぅ…ダメッ…ダメッ…イッちゃう…あぁん…』女の吐息ももはや喘ぎ声に変わっていた
フリーライターの横山は老舗料理旅館に泊まりながら、あれ?夕飯時に仲居は全員帰っていなくなると聞いていたが他の宿泊客かな?と女の喘ぎ声に誘われる様に声がする方に向かっていた

そこは旅館の奥の一室で横山の目に飛び込んできたのは横山を出迎えた若女将の志乃だった
襖の陰で男の姿は見えないが志乃の様子からただならぬ辱しめられてる事がわかった

遡る事、ここは花見小路西入る清水屋の女将で母の千代から娘の志乃に倒れて入院したと連絡があったのは急な話しだった
志乃は病室で『…大丈夫お母さんは心配しないで』と言ったものの旅館では経験の無い志乃に従業員からの抵抗があり、その場はお客様がいるからと収めた志乃だったが従業員を束ねているのは板長の建治だった

『若女将お疲れ様でした終わりましたので帰ります』

『お疲れ様…ちょっと話もあるので入って…』と板長を誘ったのは志乃の方だった
『若女将なんでしょう?』

『此れからの事なんだけど…』

『若女将が心配しなくても大丈夫ですよ、現場で回しますから…ただ…』

『ただ?言って…』

『言って良いんですか?…若女将が女将として最低限の礼儀作法は知ってて貰わないと…着物の着付けもちゃんと出来ない様では…』
『何処が変なの!?…着物は幼い頃から…』
建治は『言ってもわからないでしょ?直しましょうか』と志乃の帯を解いた
志乃は只の旅館なら何とかなるけど料理旅館で板長が辞めると言い出したら、直ぐには代わりと言う訳にもいかず明日から困ってしまうと建治を拒んだり止める事が出来なかった
そんな志乃を良い事に建治は『急な事でしたからね徐々に覚えると良いですよ』と言いながら着物の中に手を滑り込ませて志乃の胸や太腿を揉みしだいたり撫でながら愛撫してきました
『や、止めて…私には…主人が…』

『誰にも言わなきゃわからないですよ…二人だけの秘密です…旅館を守りたいんでしょ?』

志乃は『本当に…秘密なんでしょうね?』

建治は『私が言う訳がないじゃないですか…約束しますよ』

『約束よ』と言うと志乃の体から力が抜け志乃はすぐに甘い吐息を洩らし足を崩しながら抱き付いてきた
志乃が潤い始めるのに多くの時間は様しなかった

つづき「燃ゆる若女将2」へ


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