『ちょっと行って来ます』化粧ポーチを手にした美和が通路の方に歩いていくのを確認して藤本も席を立った
ここは小さな会社が入る雑居ビルのA社で事務員で人妻の美和は人妻ながらジャケットやカーディガンもあるなか室内では上着を椅子の背凭れに掛け下着の透ける様な白いブラウスで色気を振り撒き仕事をしている
一方で藤本は営業で会社では窓際族で出世の望みもない独立志向だけは強い醜男でブルドッグの様な顔に体の大きな男だった
そんな藤本はどうせ会社を辞めるなら美和の様な女を引き抜きたい、自分の女にしたいと思いながらも正攻法で口説いても叶う筈がないと美和を付け狙っていた
そんな藤本にも気付かず美和は短いタイトスカートでお尻をプリプリと振り通路を歩き、藤本は美和の後ろ姿を追いながら以前に給湯室で美和と同僚がココだけの話…と内緒話をしていたのを思い出していた
同僚は『…どうなの?』
『…ないない全然…駄目…』
同僚『…そうなんだ…合コン行く?』
『…そうねぇ…旦那以外の男性と触れ合う事がスタイル維持の秘訣よね…』と藤本が回想してる間に美和はトイレを通り過ぎ階段を上がって行った
タイトスカートに浮き上がるパンツラインを見ながらトイレを見るとトイレに灯りが点いていて先客があった様だ
しかし藤本は慌てなかった。それは藤本も上の階のトイレを良く利用していたからだった
上の階は〇〇商会と言う中古遊技販売の会社が入っていて通路には中古のスロット機が並べられ昼は人の気配が無くまるで倉庫に利用されてるのかと思う程で藤本もサボりのトイレの時は上のトイレを利用していた
そして藤本は何食わぬ顔でトイレに入っていった
美和は鏡に向かい唇にグロスをのせながら横目で挨拶をする
『あっ…お疲れ様です』お先ですとでも言う様に美和は会釈すると足早に立ち去ろうとしたが、藤本は美和の前に立ちはだかる様に『ちょっとちょっと…』と美和の手を引き美和を奥の個室に押し込みます
『…な、何ですか?藤本さん!!』
藤本は美和の言葉を無視する様に美和を壁に押し付け美和の唇に唇を重ねてきました
つづき「タイトスカートと純白2」へ
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