この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ
「ねえ」
加奈さんが両手で僕の顔を自分の方へ向けた。
触れんばかりの近さで色っぽく僕を見ており、そのなまめかしさにたまらず「ああ・・・」と両腕で加奈さんを抱いた。
「いい・・・」
「加奈さん、あなたが好きです・・・」
それまでくすぶっていた思いが一気に溢れ出、胸には炎が燃え盛った。
「僕、もう・・・」
「いい、いい・・・」
思わず、「叔父さん、加奈さんを僕に下さい!」と頼んでしまった。
「何を言うんだっ!」
叔父は声を荒げて立ち上がり、「離れろっ!」と、抱き合っている僕たちを強引に引き離そうとしたが、僕はそうされまいと強く加奈さんを抱き締めた。
「いやあっ!いやあっ!」
「離れろっ!」
「お願いですっ!」
中々引き離せないとわかると叔父は険しい目で僕たちを見ていた。
「お前たち」
「ごめんなさい叔父さん。僕、もう・・・」
泣きそうな表情で訴えた。
叔父はしばらく黙っていた後、「おまえ、そんなに加奈がいいのか?」と聞いた。
「はい。もうこの人無しじゃいられません・・・」
叔父は尚も睨んでいたが、両手を腰にやって溜め息をつき、「加奈と会ったのが間違いだったな」と呟いた。
しばらく経ち、「そりゃ、おまえが夢中になるのはわかるさ。俺だって狂っちまったんだからな」
「・・・」
「まあ、やるとは言えんが、大方おまえに預けてもいいや」
そう言い残して叔父は部屋から出て行った。
僕はテレビを消し、改めて加奈さんと向かい合った。
彼女は妖しい目で僕をじっと見ながらおとなしくしている。
まだ完全に自分のものになった訳ではないが、これまでよりずっと支配権を増した気がしてうれしかった。
大人の女性なのにまるで幼女のような様子。
それなのに賢そうな面影。
彼女に高校時代の制服を着せてやりたくもあった。
この人を、強姦される前の十代に戻して一緒にデートをしてみたい・・・そんな叶わぬ願いを持った。
そうだ、僕は加奈さんを自分の思うままに変えてやるんだ。
この、意志も自我も無い女性をもっと美しく、もっと魅力的にしてやる。
もはや正気に戻る事の無いこの人を同世代の一般女性以上に素晴らしい存在にしてみせる。
しかし、ペニスの疼きはどうにもならない。
僕は加奈さんを立たせ、上着のボタンを外し始めた。
「うふ」
加奈さんはうれしそうな目で僕を見た。
やがてピンク色のパンティとブラジャーだけとし、そのセクシーな姿を眺めた。
官能的な体だが、下着が叔父の好みに依ると思って不愉快になった。
『これからは俺が選んでやる』
フロント・ホックのブラジャーを外し、締まった体に比べて豊かな乳房を露わにした。
「ああ、何ていいんだ!」
この熟した肉体!
加奈さんが両手を僕の肩に乗せて「いいわあ」と言った。
僕は興奮に震える手で加奈さんの乳房を揉んだ。
「ああ!」
加奈さんは喜びに輝く顔を大きく仰向けて声を上げる。
夢中で揉み続けた後、いよいよパンティを脱がせに掛かった。
黒々と生えている陰毛、さらに性器が目の前に現れた!
「やるー、やるー」
僕は急いでパンティを足首まで下ろし、両脚から抜き取った。
「やるー、やるー」
全裸にされた加奈さんは腰を大きく振り回し始めた。
僕はズボンとパンツを脱ぐや、天に向かって硬く突き出ているペニスを叔母の性器に当て、一気に挿入した。「ああ!」彼女は大きな声で喜びを伝えた。
だが、獣のように荒々しいピストン運動が続いて間も無く絶頂に達してしまい、不完全ながらもペニスを抜いて大量の精液を外に出した。
「だめー!だめー!」
叔母は狂ったように催促した。
幸いペニスは勃起したままなので又割れ目に突っ込んだ。
「ああ、いい!」
二度目という事もあり、今度は比較的余裕を持って腰を上下に動かした。
叔母は僕を抱きながら、「ああん、ああん・・・」とよがっている。
目を閉じ、口を開けて快感に浸っているその表情は甘く妖しい声と共にたまらなく、うっとりして眺め、さらに唇に激しいキスをした。
二人で舌を絡め合った。
どれほど経ったのか、再び絶頂が近付くと僕はせわしなく体を上下に動かし、加奈さんと一緒に絶頂へと向かった。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・」
「行きますよお加奈さん・・・」
「あっ、あっ、あっ・・・」
「ああ、もうだめだ・・・うっ」
「ああああ!」
「ああ・・・」
繋がったまま精液を注ぎ込んでしまった。
僕たちは立って抱き合ったままでいた。
さすがに罪悪感が胸をよぎったが、それ以上の達成感に包まれていた。
「はあ・・・」
叔母の割れ目からペニスを抜き取り、その場に座り込んだ。
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