あの男が待つホテルに高村早苗は夫への罪悪感と抑えきれない背徳の感情を胸中で激しく葛藤させながら、早苗はシティーホテルへと到着した
先走る心早苗の平常心を乱しタクシーを降りる際に料金を払わずに降りようとする早苗に運転手の呼び止めの声にハッとさせられ、慌てて料金を支払い早苗はあの男が居る部屋へと向かった
早苗は部屋の前で息を整えドアをノックすると中からあの男の声が聞こえた
そしてゆっくりと扉が開かれあの男が顔を出した
「遅かったな」
男の言葉に早苗は少し萎縮し軽く頭を下げると男は扉を大きく開き早苗を部屋の中に招き入れた
早苗は部屋の中に入るとベッドの上に様々な道具が並べられていた、全ては早苗を責める為の道具であった
「何もたもたしてるんだ」
男の言葉に早苗の心臓の鼓動が一気に早くなった
早苗は震える声で小さく返事をすると手に持っていたセカンドバックを丸いテーブルの上に置き男からの指示で着てきた着物を脱ぐ為に帯を解き始めた
静まり返る部屋に帯の擦れる音が響きそれが止まると着物を一枚一枚脱いでいった
男はその光景を眺めながら安ソファーにどっかりとと腰を降ろした
早苗は恥じらいながら襦を脱ぎ零れ落ちそうな乳房を片手で隠しながら最後の腰巻きに手を掛けようとした時、今までソファーに座っていた男が立ち上がり早苗の正面に立つと華奢な早苗の両腕を掴み手早く背中に回し組むと縄を掴み手慣れた縄裁きで早苗を緊縛した
色白の早苗の素肌が見る見る内に紅く染まりマシュマロの様な乳房が緊縛に拠って絞り出され綺麗な乳首は痛々しい程に勃起していた
男は腰巻きの併せ目から手を滑り込ませ早苗の恥ずかしい陰部に指を侵入させた
「…ぁぁぁ…いゃぁぁ…」
早苗は小さく声を挙げた
「嫌?、嫌なら縄を解きますか?」
男の意地悪な言葉に早苗は恥じらい俯いた
「奥さん、縄を掛けただけでもうこんなに濡らすとは、本当にスケベな牝犬だな」
男の言葉に早苗は更に身体を熱くさせ、指摘された恥ずかしい汁が更に分泌された、男は陰部を指で掻き回し早苗が恥じらう顔を堪能した
「奥さん、まるでお漏らししたみたいですね、スケベ汁が垂れて床にシミを作り出してますよ」
男の言葉に早苗は唇を硬く閉ざし喘ぎを堪えた
しかし直ぐに早苗は恥ずかしい声を挙げる事と成った
男が早苗の絞り出され乳房を愛撫し硬く凝った乳首を指で潰すと早苗の恥ずかしい声が唇から漏れた
「…ぁぁぁぁ…やめて…いゃぁぁ…」
湿った声が部屋に響いた、男はニヤリと笑い耳元で囁い
「本当に辞めて良いんですね」
男の囁きに早苗は唇を噛み頭を左右に振った
「どっちですか、辞めるんですか?それとも此処を抗されたいですか?」
男はそう言うと、陰部に挿入した指を激しく掻き回した
「…ハァ…アアアアア…ンンンン…はぁぁぁ…」
言葉に成らない声が早苗の唇から漏れた
つづき「溺れる(2)」へ
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