この話はつづきです。はじめから読まれる方は「誤算」へ
ある平日の昼下がりの午後・・・
「ああ~、ああ~ん、イイ~」
「気持ちイイの?うれしいわ。
またこうして安奈のいやらしいおつゆを
味わえて」
「あ~~ん、止めないで!もっと、
もっとメチャクチャにしてええ」
奈々子は自分の股間で蠢く舌を求めて、
茶色の髪を鷲掴みにした。
「やだ、安奈ったら。そんなにガッついて。
この一週間よっぽど飢えていたのね。
連絡くれた時も神妙な声で震えていたし」
「だって・・・」
(誰のせいでこうなったと思ってるの)
「フフ、可愛い。わかってるわ。
こうして欲しいんでしょ?」
保奈美はピンク色の割れ目を
長い舌で舐め上げた。
「あ~ん、気持ちイイ」
「美味しい。
わかってるでしょうけど、
もう今更弱音を吐いたって
許してあげないからね。
誘ったのは安奈の方なんだから」
奈々子は背筋がゾクゾクした。
これから延々と続く快楽の予感にである。
(アナタ、ごめんなさい。
奈々子はこんなイヤらしい女に
なってしまった。
でも保奈美の愛撫が忘れられないの。
だって、だってこんなにも
気持ちイイんだもん)
「あ~あ~、ステキ、メチャクチャに、
私を殺してぇえ~!」
奈々子はいつの日か、そう遠くない日、
この甘く蕩けるような快感に
この身が焼き殺される予感がしていた。
<完>
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