八坂の人妻、山本加代は38歳で夫と高校生の娘の三人家族の平凡な主婦で女です
俺はと言えば写真専門学校を卒業しフリーカメラマンと言えば聞こえは良いが要は就職が決まらなかっただけ
そんな俺と加代の出会いは、俺がちょっとでも金になればと祇園祭の写真を撮りに行った時に加代は娘と娘の彼氏と三人で祇園祭を見に来ていた
しかし、娘は彼氏と二人だけで加代を残して遊びに行ってしまい加代は一人になっていた
大勢の観光客と観客の中で何故、俺が加代に目を奪われたかと言うと加代は恍惚の表情を浮かべうっとりと見ていたからだった
加代の視線の先には荒縄が…祭りの鉾の木組みには釘は一本も使われていない、全て荒縄で縛られていた
俺は加代に声を掛けた『すいません、貴方の肩越しに鉾の写真を撮らせて貰えませんか?…ありがとうございます…もう一枚貴方の写真も撮らせて貰えませんか?…撮らせて貰ったお礼にお茶でもどうですか?』
俺と加代は近くの喫茶店で会話も弾み楽しい時間になった
加代は『昔は撮られるのが嫌いで…子供が出来て家族写真を撮る様になって変わったんです』と話す
旅行や子供の話しをしながら聞き役に徹し意気投合しあい花見小路奥のラブホテルに入った
加代は『こんなオバサンの私を撮っても…』と恥ずかしながらもカメラのシャッター音と俺のいやらしい視線に感じている様だった
この日は写真もそこそこに一線を越え加代に奉仕した
しかし、日を措かずに『写真が出来たから…』と加代を呼び出した
勿論、喫茶店では見られない様な写真で加代をラブホテルに誘う
パネルの前で『どの部屋でも良いよ…好きな部屋で…』
加代の選んだ部屋は、応接セットのある和室で部屋の何処からでも浴室がガラス張りで見える部屋でした
加代は写真を次々と見ながら写真は徐々に際どくなり全裸になっていく
そんな中で俺は『今日はいろいろと小道具を持って来たんだ…』と加代の頬に荒縄を当て『使わなくても良いし…好きな様に使って良いよ』と言いながら、自分で縛れる訳がないのはわかっていた
加代に自ら『縛って下さい』と言わせたかった
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