この話はつづきです。はじめから読まれる方は「誤算」へ
「イイ~・・・ああっイイ~
スゴい・・・気持ちいいの~」
保奈美のクンニは、夫とでは
考えられないくらい長い時間続けられ、
奈々子を歓喜に震わせた。
寄せては引き、また寄せては引いていく
エクスタシーの波は高まるごとに
大きくなっていき、それは彼女が
経験したことのない大きな渦となって
奈々子を支配していった。
(怖い・・・もうやめて・・・もう十分。
これ以上は狂ってしまいそう)
初めての経験に慄き、制御しきれぬ快感が
彼女の心を蝕み始め足掻きだしても、
涎を垂らした口からはそれとは
反対の言葉が出てくる。
「ああ~、やめないでェ~もっとおお~、
イイ~イイの~、イクッまたイッちゃう~
こんなの初めてよ~、ああああああ~」
最初は硬く緊張していた初対面の
この清楚な美人をも、女の急所を知り尽くした
自らの指と口だけでこれ程までに乱れ狂わせる。
保奈美はこの瞬間に至極のエクスタシーを
感じていた。
(ああ、いいわ、安奈。貴女のその表情、
最高よ。私にも伝わる。貴女の快感が)
恍惚とした眼差しを奈々子に向ける保奈美が、
更に追い打ちをかける。
奈々子の大陰唇を広げていた両手を
右手は乳首へ、左手は膣へと伸ばした。
右手の親指と人差し指で尖がった乳首を
少し強めに摘まみながら、
包皮ごと口に含んだクリトリスを
吸い込むように舌で弾く。
左手は人差し指をゆっくりと膣穴に
差し入れると第一関節を折り曲げ
Gスポットを刺激し、さり気なく中指の腹で
お尻の穴も揉み込んだ。
「ああっ⁉・・イクイクっああっイクっ
・・イグぅっ・・イグうううう~っ‼」
(ああ、信じられない。こんな深い
エクスタシーがあったなんて。
まさに天国だわ・・・)
つづき「誤算 5」へ
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