この話はつづきです。はじめから読まれる方は「背徳の戒め」へ
守衛の男は郵便ポストの蓋を開け中から長方形した包みを取り出し任麻と笑った、恐らくこの包みの中に何が入っているのか理解している様子でもあった
「奥さんコレですね」
守衛の男は気味悪く笑い一恵の目前に差し出した
「奥さんでもコレどうやって持って帰りますか」
守衛の男は一恵に何の了解も得ずに勝手に包みを解き始め包装紙を破り中の物を見た途端にやけ顔をして一恵に差し出した
「矢っ張りコレでしたか、奥さんまだ物足りないんですか?」
守衛の男が手にしている物は電動バイブレーターであった
「これなら此処に射れて帰れば済む話ですね」
守衛の男は電動バイブレーターのスイッチを入れるとモーター音と共にバイブレーターがくねり始めた
守衛の男は屈み込み一恵の両脚を強引に拓き股縄をずらし愛液塗れの膣にくねり動くバイブレーターをゆっくりと挿入してゆくのであった
一恵は戦慄き顔を牽き吊らせバイブレーターを挿入された瞬間はしたない喘ぎ声を上げ自らの腰をグラインドさせ深夜のロビーに一恵の喘ぎ声が響いた
「…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…ひぃぃぃ…いやぁぁぁ…やめてッ…やめてッ…お願いッ…お願いッ…ですッ…ぁぁぁぁ…ダメぇぇぇ…ダメぇぇぇ…」
守衛の男はバイブレーターを出し入れさせその度に愛液が垂れ落ち守衛の手を汚していって、守衛の男はネチっこくバイブレーターを動かし一恵を快楽の渦へと巻き込み、一恵は最早羞恥心の欠片も無い程に乱れ喘ぎ身体を震わせるのである
その一恵の姿に靖代は言い知れぬ官能に身体を包まれ傍らに居る康隆の手が靖代の躰を弄り始めた
靖代は咄嗟に康隆の弄る手を掴み拒んでみたが、康隆の弄る手は停まる事をせず強引にブラウスの胸元から中に手を侵入させブラジャーの上から乳房を弄りもう一方の手をスカートの中に入れ下着に包まれた恥丘を指先でなぞり刺激するのであった
最初こそは強く拒んでいた筈の靖代の手は既に康隆の手を触れているだけに過ぎず寧ろ康隆の愛撫を味わって居るようでもあった
靖代の唇は徐々に拓き一恵と同様に喘ぎ声を漏らしロビーには一恵と靖代の喘ぎ声が響き渡っていた
一恵は守衛の男にバイブレーターでなぶられ絶頂へと誘われ、靖代も康隆の愛撫に得体の知れない今まで感じた事も無い快楽の渦に呑み込まれるのであった
つづき「背徳の戒め(5)」へ
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