背徳の戒め(3)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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背徳の戒め(3)

15-06-14 09:20

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「背徳の戒め」へ

痛々しい程に引き上げられる股縄に一恵は痛がるどころか官能の喘ぎ声を上げ恥ずかしい汁を大量に流し康隆に物乞いをする姿に靖代は釘付けと成った

「…ンンン、御主人様ぁぁぁ…早くッ…ンンンッ、早く、オチンポを下さいッ…ンンンッ」

一恵は自ら腰を句練らせ股縄の刺激を求め康隆に縋り付いた、康隆は股縄を小刻み揺らし軽く笑い靖代に目線を向け言った

「そうだ郵便ポストに荷物が届いていたな、まずそれを取って来てから一恵にご褒美をあげるよ」

康隆の言葉に一恵は表情を曇らせ瞼を閉じ何かを覚悟する様に嘆いた

「ぁぁぁ…いやぁぁ…」

そう呟くと一恵の両手を康隆は背中に回し組ませ壁に掛けられていた縄を手に取り一恵の細い両手首に巻き付け更に小さめで少し垂れた乳房の上下に縄を食い込ませキツく緊縛した

「さぁ一恵、一階のロビーに荷物を取りに行きなさい」

康隆の言葉に一恵は艶めかしく上半身を捻らせ康隆の方に一度向きそして向き直ると嘆いた

「まだ私を辱めるのね…」

一恵はそう嘆くと康隆の体から離れ玄関の方へと歩き靖代の横を通り過ぎハイヒールを穿くと器用に玄関ドアを開け部屋の外へと出ようとした

「待って一恵!、あなたそんな姿で外に出てる気なの」

靖代が止めた、しかし一恵は哀しい表情を浮かべ

「…靖代、もぅ…躰が疼いて仕方がないの、御主人様の言い付けなの…」

一恵の表情と緊縛された姿は同性の靖代から見ても妖しく嫉妬してしまう程の色気を醸し出していた
一恵は外に出て行き康隆は立ち竦む靖代の肩を抱き誘う様に一恵の後を付いて行った
一恵の廊下を歩く後ろ姿は妖しく官能的に腰を句練らせ股縄の感触を確かめる様にして歩き3人しか居ない深夜の廊下に一恵の哀しく切ない喘ぎ声が響き渡っていた
そして3人はエレベーターに乗り込み3人を乗せたエレベーターボックスは静かに下降し3人を一階へと送り届けた
そして一階に着いた事を知らせるチャイムの音と同時に扉が左右に開き一恵は脚を震わせながら降り、その後に続いて康隆と靖代が降りた一恵は少し歩き立ち止まり康隆の方に向き直り哀しい表情を浮かべ

「嗚呼ぁぁ…またあの守衛さんにお願いしなければ成らないのね…」

一恵はそう嘆くと康隆は頷き、一恵は哀しい表情を浮かべ守衛室へと歩き出した
靖代は固唾を飲んでそれを見るしかすべはなかった
一恵は守衛室の前で立ち止まり声を掛けると扉が開き中から警備会社の制服を着た小太りで禿げ頭の中年男が現れ一恵の姿に厭らしく笑った

「おや奥さん今晩は縛られてのご登場かい」

守衛の男はまじまじと舐める様に一恵の裸体を視た

「…あのぉぉ…荷物を取りたいのですが…」

一恵の声が震え恥ずかしさに唇を噛んだ、守衛の男はスケベ顔で頷き

「へいへい良いですよ、お手伝い致しますよ」
 
そう言った途端、一恵の股縄を掴み一気に上に引き上げた

「ぁぁぁ…ンンン…いやぁぁぁ…やめてッ…くださいッ…ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛…」

守衛の男は股縄を引き上げたまま一恵を歩かせた
股間に食い込む股縄が更に食い込まされ歩くのもままならない状態で歩かされ一恵は喘ぎを上げながらほんの少し距離では有るが辛い責めを守衛の男から与えられながら郵便ポストの前に連れて行かれるのであった

つづき「背徳の戒め(4)」へ


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