この話はつづきです。はじめから読まれる方は「背徳の戒め」へ
靖代は一恵の発した言葉とそれに表れた康隆に驚きを隠さなかった
「驚きましたか」
康隆の温厚な笑顔とその足元で跪く一恵の姿に靖代は無意識に後退りしていた
「靖代さん、一恵から訊いてませしんでしたか、私達の関係」
康隆は任鞠と笑い一恵の頭を撫でている手で乱暴に髪を掴み一恵を立ち上がらせ、靖代の方に向き直らせた
「ほら靖代さんに見せてあげなさい、一恵の本当の姿を」
康隆の言葉に一恵は怯え頭をイヤイヤと振るが康隆はもう片方の手で一恵の顎を掴み
「御主人様の言う事が聞けないのか」
康隆の口調はソフトではあったが声は恫喝にも等しい程のドスの利いた物であった、一恵は震えながらスカートの裾を掴み怖ず怖ずと捲り上げ下半身が露わに成り靖代は小さく短い悲鳴を上げた、一恵は俯き震え
「…靖代…お願い視ないで…視ないで…」
一恵は瞳から涙を流し俯き自分の姿を恥じらった、露わに成った一恵の下半身には股縄が施され食い込んだ股縄の縁から半透明の汁が流れ内太股を伝い流れ落ちていた
「驚いたでしょ一恵の姿に、でもね一恵は悦んでるんですよ」
康隆はそう言うと一恵の顔を見た
「あの、私、失礼します」
靖代は声を震わせそう言うのが精一杯であった
「お帰りになるんですか?、止めはしませんが靖代さんはそれで良いんですか?」
康隆と一恵に背を向け去ろうとする靖代は康隆の言葉で足を止めた
「あの、あなた達の性癖にお付き合い出来ませんから!」
靖代は振り絞る様に声を発した
「性癖?、靖代さん貴女も同じじゃ有りませんか?」
康隆の言葉に靖代はムッとし振り返った
途端息を呑んだ、それは康隆が一恵に施した股縄を掴み上に引き上げ食い込ませていたのであった
「ァァァァ…靖代…ダメぇぇぇ…視ないで…ンンァァァ…お願いッ…靖代の前で虐めないで…」
一恵は喘ぎ身体を官能的に震わせ喘いだ
「靖代さん、本当は貴女も一恵みたいにされたいんでしょ、ご主人と別れてから何年もセックスしてないんでしょ、オナニーする時どんな事を想像して自分を慰めているんですか?」
「…オナニーなんて、しません!…馬鹿な事言わないで!」
靖代は顔を真っ赤に染め怒るが康隆は全く意に返さず靖代に問い掛け続けた
「強がる女は皆そうですよ、この一恵もそうでしたから、でもねちょっと弄って遣ったらこんな淫らなメス犬に成り下がったですよ、靖代さん、本当は一恵みたいに虐められたいんでしょ!」
康隆の言葉に靖代は反論出来ず、逆に得体の知れない何かに吸い寄せられる様な感覚に成っていった
「ほら靖代さん、一恵のオマンコを見てやって下さい、縄がこんなに食い込んで涎を垂らして欲しがってるんですよ、ほら一恵言ってみろ!」
康隆は股縄を更に厳しく食い込ませると一恵は腰を自らくねらせ前に突き出し
「…ァァァァァァ…御主人様ぁぁぁ…欲しいですッ…御主人様のオチンポが欲しいです…」
さっきまで恥じらっていた一恵が淫らなメスの本性を露わにさせ康隆に縋り付いて来た、その姿に靖代は生唾を飲み込み身体の火照りを感じつつあった、その靖代の変化を康隆が見逃す筈がなかった
つづき「背徳の戒め(3)」へ
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