催眠術を覚えた。
学生時代に買った本だった。埃の被ったそれを見つけたのは社会人になって数年経った頃。
「ここに居たんですね」
縁側に座って風鈴が鳴るのを聞き耳を立てて待っていた俺に妙齢の女が声をかける。
このド田舎に建つ日本屋敷の持ち主である未亡人。それがこの朝子という女だ。
しなやかな髪の毛を纏めて見える薄白いうなじと紅色の膨らみが艶かしい唇。口元のほくろが一層、この朝子という女を魅力的に見せていた。
朝子との出会いは電車の中。無駄に色気のある朝子が満員電車に乗車してきたので催眠術を覚えた俺は迷わず、その卑猥な色気のある馬鹿な女を催眠にかけて俺の女にしたのだ。
ホテルに連れ込み、即ハメしてよがらせた後に朝子はド田舎の良家の娘で金持ちの男に嫁いだが数年も経たずその旦那が死んでしまい未亡人になったことを知る。
そして、まだまだ熟れる身体を無自覚に封じ込めていたらしく俺の女になった朝子が従順な牝の顔でその財力の全てを捧げると言い出したので、催眠術を覚えてもうつ病が治らなかった俺は都会から離れたくて朝子の実家のド田舎でスローライフをすることを決める。
「お昼ご飯の後、どうですか?」
シレッとした態度で朝子は俺の隣に座り、俺の胯間に右の手を添える。
ド田舎に来て朝子は妙に張り切り出して、色々と俺の世話をし始めた。特に料理には気合いを入れているらしく。毎回、滋養強壮と身体にいい食事を作ってくれている。
「ん、元気みたい」
それが主に俺の性欲の増強に繋がるのは朝子の思惑。ただし、催眠術を覚えた俺がヤりたい放題したい為にそれを許容しているのを朝子は知らない。
「悟史さんったら、いつも元気なんだから…しょうのない人」
そう言って縁側から庭に降りた朝子は俺の前に座り込む。それからズボンのチャックを下ろして、いきり立つ俺のチ○ポを取り出した。
「ほんと…元気なんですから」
がぱっと朝子が口を開けてチ○ポをくわえ込む。庭にズチュ、ズチュという音だけが広がり消えていく。普段の清楚な顔からは想像出来ない卑猥な顔で朝子が俺のチ○ポをくわえて頭を動かしている。
そんなスケベな顔の朝子を他所に縁側から見える立派な庭を俺は見渡す。
それから、日差しに目を細めて朝子の方に視線を向けた。
リー…ン。
と、縁側の梁に吊るされた風鈴が静かに揺れて、
「ゆっくり気持ち良くなって下さいね」
俺のチ○ポを艶かしい舌で舐めながら、朝子がにっこりと笑みを浮かべた。
つづき「スローsexライフ02」へ
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