中○生はオジサマが好き2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

中○生はオジサマが好き2

15-06-14 09:20

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「中○生はオジサマが好き」へ

「真帆斗ちゃん」
おじさんは昔から私を真帆斗ちゃんと呼んでくれる。小さい頃は本当に男の子の様な私で周りも真帆斗くんと呼んでいたけど、おじさんだけは私を昔から女の子として扱ってくれた。

それは私にとって特別な扱いだったから、とても嬉しかったのを覚えている。
嬉しかったのは別に女の子として扱ってくれたからとかではなく、ただおじさんだけが私を繊細なものとして、丈夫な子供としてではなくか弱い子供として、優しく大事に扱ってくれたから嬉しかったのだと思う。
男の子と交じって怪我をしても親や知り合いは大丈夫大丈夫と私を男の子として対応するけど、おじさんだけは聞き付けるや否や直ぐに傷を治療してくれて痕が残らないかなんて心配してくれた。私はそんな周りとは全然違う優しいおじさんが好きで、甘えた。ずっと甘えた。
――ちゅっ…ちゅぷっ、ぢゅちゅっ
キス。
おじさんが私の唇に自分の唇を当てて、キスをしてきた。やっぱり、キスって唇と唇を付けるだけじゃないんだ。
おじさんの顔が動いて唇がずれて、はむっておじさんが私の唇にくわえ込む。それから、おじさんの舌が私の唇を舐めて、また、唇がずれて…。
「はぁ、はぁ、真帆斗ちゃん」
おじさんの熱い吐息が口から洩れて、私の口に入ってくる。喉に熱気があたって、肺の中に入ったのが分かる。
どうしよう、私、変態かもしれない。
だって、もっとおじさんにキスをして欲しい。ずっとおじさんの吐息を吸っていたい。
おじさんが性的な欲望を私にぶつけてきてるのは分かる。それが本能的で衝動的で刹那的な行為だと分かる。
中○生におじさんが欲情してはイケない事も分かる。欲情したなら、それは異常で犯罪である事も分かる。
でも、私は嫌ではない。私はもっとして欲しい。
だから、私は変態かもしれない。
最近、覚えたばっかりだけど、夜な夜な1人でオ○ニーばかりしてたからか、エッチな事に興味があってインターネットで色々と見ていたからか、分からないけど、私は変態かもしれない。
「真帆斗ちゃん、胸触るよ?いい?いいよね?」
一頻り私の唇を堪能したおじさんが今度は私の胸に手を当てて、ギラギラした目で私を見た。
私はそんなおじさんの顔に不覚にもドキッとしてしまう。
顔が熱くて真っ赤になっているのが分かる。
「だ、ダメ。やだ」
顔をそむけて、それしか言えない。
「ま、真帆斗ちゃん?」
だから、おじさんの首に手を廻して、おじさんの顔を私の胸に押し付けた。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索