寝室に女の喘ぎを押し殺した声が微かに聞こえていた、それは必死に誰かに聞かれまいとする押し殺した声であった
「ハァァ、ハァァ、ハァァ…いゃぁぁ…」
女の頭は枕に埋もれ激しく頭を振った事によって長い髪が顔に懸かり荒い息をする度に唇を覆った髪が膨れては沈むその動作を何度も繰り返していた
「クゥゥゥ…ハァァァ…ひヤァァァ…」
悶え色白で細い裸体が弓なりにしのった
「…ひヤァァ、ァァァ…ハァァ、ハァァ、ハァァ…」
女の声が震えた
「…ぁぁ、あなた…ゆるして…クゥゥハァァァァ、嫌ァ嫌ァァ…」
女はベッドの上でシーツを固く握り男はバイブレーターで女の淫部を執拗に責め続け淫部からは大量の愛液が流れシーツに大きなシミを広げていった
「…ンンン、グゥゥゥ…ダメッ…ダメッ…ァァァ…嫌ァァ…あなァァァ、たぁぁ、アンンアンンアンン、ハァァァ」
女の裸体から汗が噴き出し証明に照らされ滑り光、厭らしさを醸し出しベッドの上でもがき喘いだ、男はバイブレーターを時に激しく時に焦らすかの様にゆっくりと動かし女を翻弄し続けた
「ァァァあなたぁぁぁ、あなたぁぁぁ…おねがい…我慢できないッ…」
「逝きたいのか?、逝きたいならお願いしろ!!」
女は激しく頭を振り拒んだ
「…グゥゥ、嫌ァァァ、嫌ァァァ、あなたッ、普通に愛して下さいッ、こ、こんなの…嫌ァァァ…あっ、あっ、ダメェェェ、ダメェェェ…」
「お願いするまでこのままだな!」
「…ハァァァ…嫌ァァァ…生殺しは嫌ァァ、おねがい…」
「早く言え!!、おまえの羞恥心を捨てろ!」
「アッ、アッ、アッ、ダメェェ、おねがい…いっ、いっ…逝かせて…くださいッ…あなたぁぁ、おねがい…いかせて…」
女は懇願した
つづき「或る夫婦の営み、妻の告白(披露宴)」へ
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