エロい妻9_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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エロい妻9

15-06-14 09:22

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「エロい妻」へ

バスルームを出てリビングに戻ると微かに聞こえていた妻の声は既に無かった。
麗子さんと缶ビールで乾杯して世間話をしてくつろいでいると妻と一雄さんの部屋のドアが開いた。

一雄さんが私達に気づいた。
「おっ…早いですね…」
一雄さんは隠す様子でもなく全裸で出てきた。
「あなた、隠しなさいよ…」
「なーに遅かれ早かれ見るものだから隠しても仕方ないだろ」
それにしても出てきたのは一雄さんだけで妻の姿がない。
「一雄さん、ウチのは?」
「奥さん、ちょっと寝てますよ…イキやすいんですかね〜?とても濡れやすいし、エッチな事にも積極的だしね…いや、実は私まだイッてないんですよ…奥さんの反応がいいからつい、責め過ぎてしまいましてね…」
「また…そんな事言って…剛さん達は初めてなんだから」
「いや、大丈夫ですけど」
「どうでした?剛さん…ウチのは」
「あ、あ…素敵でした。とても…」
「気に入ってくれたのですね…なら良かった」
「もう…照れてるじゃない…」
「じゃあ、私もそろそろスッキリさせてもらいましょうか…」
一雄さんが立ち上がった。思わずペニスに目がいってしまった。
あれで…妻の身体を貫き…悦ばせるのか…。

私と麗子さんは缶ビールを片手に猥談をしていた。
麗子さんは元々セックスには消極的でペニスを舐める事すら嫌悪感があったとか…。一雄さんと一緒になり一雄さんのテクニックに開花され、カップル喫茶に行ったのがきっかけでスワッピングも始めるようになったらしい。
他人のペニスを受け入れる時は毎回、期待感と共に嫌悪感を感じるらしい。出来ればいつも”生”のペニスを受け入れ、中で精液を感じたいらしいがそれは一雄さんが許さず、一雄さんもその線は超えていないみたいだ。
私はその話を聞いてもしかしたら”生”でできるかも…と淡い期待に胸を膨らませた。

麗子さんが缶ビールを置いた。
「いつものパターンだったらきっとあの人達…当分戻って来ないわ…もう一回する?それとも見に行く?」
身体を寄せてきた。スリップ越しに乳房が潰れながら私の腕に当たった。
妻と一雄さんのセックスも見たいが…麗子さんとももう一度…。
気持ちが揺らいだ結果、私は麗子さんの手を握って再びさっきまでいた部屋のドアを開けた。
私は2回目の射精ともなれば長持ちするかと思っていたが、敢え無くあっという間に果ててしまった。言い訳をするつもりではないが、麗子さんの妖艶な雰囲気に我慢しきれなくなってしまう…。
「剛さんのセックス…とても好きよ…なんか性欲の捌け口だけじゃなくて、とても大事にしてくれるから」
優しい言葉を掛けてくれる麗子さんの事をもっと自分のモノにしたいと思ってしまっている自分がいた。

つづき「エロい妻10」へ


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