この話はつづきです。はじめから読まれる方は「エロい妻」へ
「ああ…奥さん、最高だよ…ハマっちゃいそうだよ…」
「こんないい身体放っておくなんて勿体無いよ…」
「今度は外で会って一日中セックスしようよ…」
「いつでも俺の事呼んでくれよ…奥さんの為なら直ぐにくるから」
山崎が数々のアプローチとも取れる言葉を妻に投げかけたが妻は、やんわりて受け流した。ペニスを膣に入れられながら…身体を一つにしながらも、妻として、親としての理性を保っていたのだろう…。結局、山崎の誘惑に導かれる事は無かった。
2人は熱い、熱いセックスを終えた後も長い時間恋人同士のように抱き合っていたようだ。
「奥さん、携帯の番号…メアド教えてよ」
「だ〜め…主人にバレたら不味いでしょ?」
「大丈夫だよ」
「ダメ」
「分かったよ…じゃあまた遊びに来てもいい?」
「うん、また飲ませてしちゃおうか?」
「ああ…奥さん、たまんないよ…」
「あれ?もうこんな時間…バレない内に寝かさないと…」
「え?俺、帰りますよ」
「なんで?」
「もうすぐ電車走り出すし…朝一の用事思い出したからって言っておいてくれないかな…」
「本当に?」
「うん」
山崎が服を着て、妻はナース服を着て客間から出てきた。
「よろしく言っておいて」
寝たふりをする私を見て山崎が言い、妻を抱きしめた。ナース服の上から全身を隈なく撫でた。妻と山崎が玄関に行った。
暫くすると玄関が閉まる音がして、妻がリビングへナース服を直しながら戻ってきた。起き上がった私はその妻を連れて客間へ入った。乱れたシーツや散乱している丸まったティッシュの数々が今までの事を静かに物語った。
妻のナース服を脱がせて乳房を見ると俄かに濡れていた。玄関で別れ際に半裸にされ乳房をしゃぶられたらしい。
「ねぇ…興奮してるの?それとも妬いた?」
妻は私に抱かれて身体をくねらせながら聞いてきた。
「どっちもだよ…おまえこそ、まだ興奮してるんだろ?」
「当たり前じゃない…貴方が隣の部屋にいると思ったら…貴方が興奮して覗いてると思ったら…」
「俺の前でまた他の男に抱かれたいのか?」
「だって…凄く感じるんだもん…」
妻の肉穴は体液が溢れていた。行き場を失っていた燃えたぎるペニスを挿入した。クチャクチャと結合部から音を立てて妻は喘ぐ。
数時間の我慢のせいか、私は呆気なく妻の中で果ててしまった。
山崎が叶える事の出来なかった妻の中に精液を噴出させ、ある種の優越感に浸った。
繋がり合ったまま手の届くところにあったティッシュを手に取り、包みを開いた。
「あ…それ…」
包まれたティッシュの中から使用後のコンドームが現れ、精液溜まりに多量の山崎の精液が未だに残っていた。
「恵美…こんなに出されたんだ…」
私にとっての興奮と嫉妬の塊と言える物だった。
「あいつ…恵美の事、気に入ってたからな…」
「やめてよ〜」
妻が恥ずかしそうにした。
「恵美が男に抱かれる姿…また見たいよ…凄く綺麗だったよ」
「恥ずかしいわ…」
こうして私達夫婦の新たな性生活が始まった。
山崎と妻との出来事以来、私達夫婦はチャンスを伺ってはまたあの興奮を…と画策していたが中々、時間をとれずにいた。妻のストレスは溜まる一方で発散出来ずにいた。
ある三連休に合わせて妻は休暇が取れ、息子も私の実家に預けられる手筈が出来た。私達夫婦はこれをチャンスとばかりに一緒に遊べるパートナーを探した。
妻は私に気を使ってなのか、スワッピングを申し出てきた。私は単独男性を呼んで…と思っていたのだが…。
数々の募集掲示板を渡り歩き、パートナー夫婦を探した。いいと思っても距離が遠くて断念せざる得ない方々もいた。
そして、やっと巡り会えた夫婦がいた。歳こそ私達より年上だが、スワッピングを熟知しているように思えたし、何よりこの男性なら妻を大事にしてくれるに違いないと思ったのが決めてだった。
私達の住んでいる場所からも距離にして100km程離れていて距離感も丁度いいと思った。
その連休までの2週間位前からメールを何通もやり取りし、私達夫婦の写真も送って身を明かした。
お相手は男性・一雄さん45歳 奥様・麗子さん42歳 いかにも紳士と淑女という雰囲気を持ち合わせていてこんな素敵な夫婦が?という感じだった。(写真で拝見した限り)
当日は私達は朝からどこか落ち着かない雰囲気だった。これから実際に会う夫婦とどうしらいいのか?という戸惑いがあった。
私達夫婦はこの日の為に買った服を身に纏い、車を走らせた。
途中で寄った高速のサービスエリアでも落ち着かず周りをキョロキョロと見回す。
「ねぇ、周りの人達…私達がこれから何するか知らないのよね」
と、妻はこんな変な事まで口走っていた。
お相手夫婦に指定された今回の会場?となるコテージホテルのような場所へと着いた。
敷地が広々としていて都会の喧騒とは一切無縁の自然の中にあった。1棟1棟はかなり間隔が取られていて全く干渉する事が無いのであろう施設だった。
車を指定された棟へと徐行で走らせるとあちらこちらで家族でバーベキューをしたりキャッチボールをしたりと暖かい空気が支配していた。
”こんな場所で夫婦交換とは…
少々複雑な気分になりながら指定された棟に着いた。駐車場にはドイツ車が止まっていた。
荷物を持って震える指でコテージのインターホンを押した。
もう後戻りは出来ない…。
ドアを開けて出てきたのは写真通りの品のある男女が笑顔で私達夫婦を迎え入れてくれた。
「はじめまして」
からの自己紹介と挨拶を経て歓迎の乾杯をした。
旦那さんの一雄さんがスワッピングの素晴らしさ、魅力を私達に伝えてきた。
”基本は夫婦愛ありき”
だと言ったのが印象的だった。
つづき「エロい妻5」へ
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