愛し乙女は奴隷する(07)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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愛し乙女は奴隷する(07)

15-06-14 09:24

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「愛し乙女は奴隷する(01)」へ

槙雄の硬いペニスを晶は躊躇無くシゴキ始める。
手のひらに収まりきらないそれはまだムクムクとおっきくなってビンッと立って反り返っていく。
うわぁ、凄いなと晶は驚きながらも表情には出さないでとにかくそれをシゴキ続ける。

「うっ、くっ、はっ…晶、やめろ…」
キュンと晶は胸の奥が高鳴るのを感じ取る。
言葉では止めろと言う槙雄だが、自分の手できっちりと気持ち良くなっていた。
素直にならない槙雄。でも、その姿が晶に何だか可愛くて堪らなかった。
「気持ち良くなって槙雄…僕の手で…気持ち良くなって?」
槙雄の耳元に吐息をかけて晶はそう囁いた。
ご奉仕、という言葉が晶の頭の中に浮かぶ。
そして、女が男に気持ち良くなって貰う為に色々な事をする様子を思い浮かべる。
晶は槙雄が気持ち良くなって貰う為にどんな事でもするつもりだ。
それは何故か。
理由は簡単で槙雄の部屋にあるたくさんのコレクションの中で最も多いジャンルが、そういった侍従関係の物だったからだ。
それを偶然に見付けた晶は初めて槙雄の性癖を知った。
もうずっと前の話である。
だから、いままで槙雄の性癖をリサーチする時間は多分にあった。
巨乳好き、献身的な娘が好き、ご奉仕されたい、メイドさんが好き、ご主人様って言われたい、等々と他にもいっぱいあった。とりあえず、そんな槙雄のコレクションを晶はこっそりと見ながら勉強をした。
たまに、槙雄の一人でする所を盗み見したりもした。
そして、その全てはこの日の為の物であった。
「晶…っ!」
「槙雄…気持ちいいでしょ?僕、知ってるよ?ここ好きなとこだよね?」
槙雄に問い掛けながら晶は指の先で槙雄のペニスのカリ首を弄る。
次第に粘りのある透明な汁が出てきて晶の指先にヌメヌメと絡み、ニュムッニュムッとカリ首と指先の滑りが良くなっていく。
「っ!っ!」
遂には晶が指先を動かす度に槙雄の身体がビクッと震える様になる。
でも、槙雄はそうならない様に一生懸命に我慢しているようだ。
まだ、諦めてないみたいだと晶は槙雄の首筋に顔を埋めて槙雄のペニスを弄った、そして。
「知ってるよ、僕…」
「っ!な、にがだよ?っ!てか、もう…やめろって、っ!」
「槙雄…こういうの好きなんだよね?こうやって女の子にご奉仕して貰うの…」
「はっ?っ!…なにが?なに訳のわかんねっ…こと」
我慢しているのがバレバレである。でも、我慢出来るという事は、まだ足りないという事だ。
「槙雄はさ…ご主人様って呼ばれたいんだよね?」

つづき「愛し乙女は奴隷する(08)」へ


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