名古屋の嵐(三十三)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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名古屋の嵐(三十三)

15-06-14 09:25

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ

「もう仕事はやめんか?」
「・・・」
「お前達をずっと飼育しておきたいんだ」

「・・・はい・・・」
「何だ、気が無いみたいだな」
「でもホテルが・・・」
「俺よりホテルの方が大事か?」
「そういうわけでは・・・」
「ふん」
治は不愉快にリモコンでDVDとテレビを消し、「前へ来い」と命じた。
「はい」
跪いたまま主人の前へ来た義姉の頬を両手で挟み、「俺が怒ったらどうなるか、わかっとるよな?」と聞いた。
「はい・・・」
「お前は俺の何なんだ?」
「奴隷です」
「奴隷とはどういう身分だ?」
「・・・人間の権利も人格も無い存在です」
「そうだ。セックスの奴隷とは、一日中飼育されて俺の性欲を満たすだけの存在なんだ」
「・・・ああ、ご主人様・・・」
綾はとろんとした目で主人を見ている。
「わかったか?」
「はい・・・」
治が頬から手を離すと綾は、「私が悪うございました、ご主人様・・・」と、許しを請うように哀れっぽい表情で言った。
「よし」
許された綾は跪いたままの格好で上着を脱ぎ始めた。
それを治は黙って見ている。
綾はシャツも脱ぎ、スリップを上だけ下ろすと、自分からブラジャーを外し、「どうぞ、ご主人様」と巨乳を差し出した。
「んん」
治は両手で乳房を揉む。
「ああ・・・」
綾は目を閉じて甘い声を漏らした。
知的できりりとした美貌がエロスに蕩けて行く優しい表情・・・。
「下も脱ぎなさい」
「はい、ご主人様」
綾は立ち上がり、タイト・スカートを脱いだ。
そしてスリップにパンティ・ストッキングも・・・。最後に、ピンクの大きくえぐれたシルク・パンティを下ろす・・・。

全裸になると直立の姿勢になり主人の命令を待った。
治はその官能的な女体を飽きずに眺めた。
熟した実のように旬の味わいのそれはやはり素晴らしい。
「早く剃ってやらんといかんな」
名画のビーナス像のようにつるつるの秘丘が望ましく思えた。
「今日、鎖や首輪を頼んだからな。もうすぐ犬のように散歩させてやる」
「あああ・・・」
綾はマンコをさらに濡らした
「犬の格好になれ」
「はい、ご主人様」
綾は四つん這いになった。
「飼育室は一人の方がいいか?それとも家政婦三人と一緒でもいいか?」
「どちらでも、ご主人様のお好きなように」
「ふふ、そうか」
治はセックス・ペットの頭を撫でた。

つづき「名古屋の嵐(三十四)」へ

 


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