この話はつづきです。はじめから読まれる方は「未亡人・綾子四十歳(1)」へ
エレクトーンの音色が会場内を包む中文造は何食わぬ顔で綾子が膝の上に置いたショールの下に手を潜らせ着物の裾を割り脚の付け根に指を這わせた
綾子は文造の行動に表情を曳き吊らせ平静を装いながら文造の手を抑えた
しかし直ぐに綾子の抵抗は形ばかりの物に成ってしまった
其れは文造に依って綾子の蜜壷にはあの媚薬クリームが大量に塗り込まれ更に荒縄で股縄をされているのである
その状態で綾子は歩かされ続け逸気を遣ってもおかしくない状態にされているのであった
「…ご、御主人様ぁぁ…お許しをッ…お許しをッ…」
小声で震える綾子の声に文造は厭らしく嗤い更に指で食い込んだ縄の縁をなぞり続けるのである
綾子は必死に喘ぎ声を挙げまいと歯を食いしばり続けるも、散々焦らされ続けた陰部はヨダレを垂らし逸気を遣ってもおかしくない状態で有った
愛液塗れの文造の指が食い込んだ股縄を割り、膣の中に侵入し小刻みに指を出し入れさせると綾子は両手で唇を抑え微かな喘ぎ声を漏らした
「ハァァ…イャァ…ンンンングゥゥゥ…ヒィーッ…」
綾子の切那い喘ぎ声はエレクトーンの音色に消され周囲には聞こえてはいないのであるが、綾子は淫らな喘ぎ声を聞かれまいかと穏やかではなかった
必死に愛撫に抗う綾子の横顔を文造は愉しげに見ては更に指を動かすのである
「…ンンンングゥゥ御主人様ぁぁ…ハァァ…後で、後で、沢山…お仕置きを…お受け致します…だから…だから今だけは、ヒィーッ…ァァァ…お許しを…」
震える綾子の声に文造は首を横に振り指先で股縄を摘みグイグイと更に食い込ませた
「…ンンンングゥゥゥ…後生です…後生ですからッ…ハァグゥゥゥ…ァッ、ハァァ、ンンンングゥゥゥ…堪忍してッ…下さいッ…」
綾子の額には脂汗が浮かび逼迫した状態に追いやらせていた
つづき「未亡人・綾子四十歳(9)」へ
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