名古屋の嵐(二十九)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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名古屋の嵐(二十九)

15-06-14 09:27

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ

治は両手で二人の背をさすり、「もう喧嘩する事はないよな?同じようにおっぱいやおマンコがあるんだから仲良くするんだぞ」と言ってさらに尻も撫でた。
それからソファに掛け、牛乳をカップに注いでうまそうに飲む。

母がパンティを履こうとすると「ちょっと待った」と言ってそのパンティを取り上げてソファに戻り、パンティを目の前で広げた。
由美は黙っていた。
「色っぽいな」
深くえぐれた形と鮮やかな青、それに絹の艶やかさが一体となってたまらなくセクシーだ。
裏返して臭いを嗅いだ。
臭い。
「へへ」
母親をじっと見て臭いを楽しんだ。
「これは俺のコレクションだ」
「・・・」
由美は陰鬱な気持ちでスリップを履き始めた。

深夜になり、修一が帰宅して由美は暗い気持ちのまま体裁を取り繕った。
家庭内の事にはあまり関心の無い修一は異常事態に気付かず、いつものように、疲れた体を風呂で休めた。
由美は夫を騙している後ろめたさを抱えながらも、離婚を恐れて、今日の事は絶対に知られないようにしようと決めていた。
冷静になってみれば、息子の非道な行為はやはり許せない。
家政婦や義娘ばかりか親まで犯すとは・・・。
しかしそれ以上に、母子相姦で燃えてしまった事に今更ながらおののき、息子との過ちは一度だけにしなくては、と誓うのだった。

つづき「名古屋の嵐(三十)」へ

  


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