名古屋の嵐(二十七)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

名古屋の嵐(二十七)

15-06-14 09:27

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ

「ばか!変態!見るな!治!」
由美は狂ったように息子を叩いたり顔をどかそうとしたが、彼に抱かれて絨緞の上に寝かされた。
「ああ、やめてえっ!」
犯されるとなって必死に抵抗した。

その二人を綾が青ざめて見ており、由紀は手で耳を塞いで背を向けている。
「死にたいのか?」
首を軽く絞められ、恐怖に襲われた由美は顔を引きつらせて抵抗を止めた。
ようやくおとなしくなり、治は息を弾ませて母を見下ろす。女としておののいている母。
ゆっくり乳房を揉んだ。
「ううう・・・」
由美は涙でぐしゃぐしゃになった顔を背け、声を震わせて泣く。
「へへへ。優しくしてやるぜ」
色白の肌にキスをして行った。
そして両手で脚をつかんでMの字に大きく開き、改めてマンコを見詰めた。
「ううう・・・」
「ここから俺が産まれたのか」
今度は男として肉棒を突っ込む・・・産んだ子に犯される・・・母子が男女になるという、どろどろに濃い関係を思って言い様の無い愉快な気分に浸った。
マンコをさすって母を見た。
手で顔を覆っている。
「由美、入れてやるからな」
治は耳元で悪魔の言葉を甘く囁いた。
「あああ・・・!」と、由美は手で覆ったまま大きな声を挙げた。
「女になるんだ。いいな?」
母の長く肉付きの良い片脚を垂直近くに上げ、キスをして行く。
チュッ、チュッ・・・。
恐怖や不安で硬くなっているが、暖かい脚。チュッ、チュッ、チュッ・・・。
もう片方の脚も垂直に上げ、男としてキスをして行った。
ふと義姉の方を見て目が合い、「来い、綾」と呼んだ。
綾は少し戸惑った後、主人達の所へ行く。
「よく見とるんだぞ」
「はい・・・」
義娘にすぐ近くまで来られて由美は困惑顔で「綾さん・・・」と呟いた。
ごく近い関係の同性に自分の恥辱の姿を間近で見られるのは耐え難いが、あえて逆らわず、息子のされるままになっている。
綾は、先に奴隷としての全裸姿を見られた屈辱を晴らそうとするかのように義理の母の哀れな姿を見た。
親としての威厳などはすでに無く、息子の前にひれ伏している感じなのが小気味良くもあった。
さらには、母子エロスという異常な世界が怖くも、いつしか挽きつけられているのだった。

治は容易に母と合体しようとはせず、彼女を四つん這いにさせて尻を突き出させ、いやらしくさすったり乳房を揉んだりした。
そんな、自分達と同じ行為を義母にもしているのを見て綾は、義弟はやはり母をも性奴隷にしようとしていると思った。
私の友人や山口さんの一人娘だけではなく、血の繋がった母親までもセックスを通してずっと支配しようと企んでいる・・・。
底知れぬ色魔だ・・・。

メス犬にされていた由美はついに息子の太い肉棒を入れられた。
「あああ・・・」
熟女は体をのけ反らせ、セックス奴隷への第一声を放った。
罪の意識を持ちながらも快感は抑えられず、後ろからの律動によって「あっあっあっあっ・・・」と巨乳を揺らしながら女の悦びを伝えた。
治は律動を続けながら義姉を片腕に抱いてキスをした。
実の母と肉棒で繋がり、義理の姉を片腕に抱いてキスをする快感。
近親相姦という背徳感が彼に麻薬のような快感を与えている。
母を女として扱っている底知れぬ征服感。
この自分によって挙げているよがり声がBGMとなって治は極楽気分を味わっていた。

一旦肉棒を抜き、対面座位でセックスを続けた。
由美は「はああ・・・」と、すっかり女になって両脚で息子の体を挟んだ。
「抱いてもらって良かったな、由美」
「ああ、治・・・」
「あなた、と言え」
「・・・あなた・・・」
「そうだ。お前は俺の女になったんだ」
「あああ・・・」
息子に抱かれているという意識が異様な陶酔感をもたらしていた。
治は深く繋がったまま母と濃厚なキスをした。互いに舌を絡め合った。
その光景を見て綾は、自分が義母に勝てない事を認めざるを得なかった。

部屋の端で由紀が声を挙げて泣いている。
信じられない事が続いて混乱していた彼女は他にどうすれば良いかわからない。
そんな由紀を綾は抱き寄せた。
「お嬢様・・・」力が欲しく、由紀も令嬢を抱き締めた。
二人は互いの巨乳を強く感じ、自然に唇を合わせた。
生まれて始めての甘い経験・・・。
同性だからこそ共感し合える・・・。
綾は唇を離し、由紀の乳房を優しく揉んだ。
その令嬢を由紀は笑みを浮かべながら見詰めていた。
「由紀ちゃん」
「お嬢様・・・」
二人は再び唇を合わせた。

つづき「名古屋の嵐(二十八)」へ


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索