願望が現実に変わる時(4)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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願望が現実に変わる時(4)

15-06-14 09:27

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「願望が現実に変わる時」へ

秋村和恵はマンションへと帰り玄関ドアを開け誰も居ない暗い部屋に灯りをつけ洗面所へ行き、シャンプードレッサーのカランを開け水を出し、コップで水を受け取りそれを口に運び二度うがいをし、壁に付けられたら給湯機のスイッチを押し浴槽にお湯を入れた

ドア越に湯気がたち籠もりガラス張りのドアが直ぐに曇った、秋村和恵はコートを脱ぎ服を脱ぎそれをハンガーに掛けたドレッサーに終い、ブラジャーとパンティー、パンティーストッキング姿に成り再びシャンプードレッサーの前に起ち化粧を落とし身に付け要る下着を全て脱ぎ洗濯機の中に放り込み終えるとバスルームの中に入り熱いシャワーを浴びた、色白の肌にシャワーのお湯が心地良く流れ身体を丹念にマッサージしながら洗い流し浴槽へと浸かり1日の疲れを癒やした、そしてバスルームから出ると純白のバスローブを身体に纏い頭にタオルを巻いた姿でソファーに座り込んみ、徐に山森達生から渡された袋を取り出し中を出すと一枚のDVDが出て来た
逸れを手に採りDVDプレーヤーにセットし再生ボタンを押した
そしてテレビに映し出された画像に顔が凍り付き血の気が弾け身体が震えた、其処に写されていたのは紛れもなく秋村和恵自身であった
和恵は全裸にされ縄で緊縛された姿で犯されていた(何故こんな物が今頃出てくるの)和恵は心の中で叫んだ、そう秋村和恵は大学時代に或る男に半ばレイブ紛いに犯され女にされ、その時受けた屈辱と陵辱に快楽を覚えその男の性の捌け口的な奴隷と成った、この画像はその同時、和恵を犯した男が無理矢理撮影した投稿ビデオであった
和恵は直ぐにDVDプレーヤーを止め言い知れぬ不安を感じたまま一夜を過ごした。

つづき「願望が現実に変わる時(5)」へ


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