里美先生の調教_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

里美先生の調教

15-06-14 09:28

今から15年前、コンビニで高校1年生の男子生徒サトルが万引きで捕まった。
見つけたのは、たまたまこのコンビニに立ち寄っていた同じ高校の女教師里美である。

サトルはお店には言わないでほしいと懇願したが、里美は、店長にすぐにサトルが万引きした事をまるで正義の味方のように告げた。
サトルは泣きながら、学校にはナイショにしてほしい、前にも万引きで捕まっているので今度は退学になってしまうと必死に両手を合わせて里美に許しを願ったが、里美はサトルの懇願を無視して校長に連絡した。
ほどなく警察もやってきてサトルは補導され、そして高校は即退学となった。
親には殴られ、家を飛び出してそれからサトルは大きく人生は狂った。
時は過ぎて15年後 里美はあの事件から5年後に結婚して高校を寿退職して今では幸せな生活を送っている。一人息子も10歳になった。
もう、すっかり里美はサトルの事なんか すっかり忘れていた。
事件はそんな幸せな生活を送っている真っ最中に起こったのです。
里美はある日曜日にお酒を飲みながら友人達と久しぶりの再会を楽しんだ。
そうして夕方には自宅へ帰ると電話が鳴り里美の母親が体調が悪くなったので、すぐに来てほしいという内容であった。
里美の暮らしている所は田舎でタクシ-を読んでも、たぶん1時間ぐらいはかかるだろう。
里美はお酒を飲んでいたがいけないと思いながらもハンドルを握り運転してしまった。
里美は一時停止する所で見落してしまうと同時に横から車と軽くぶつかってしまった。
車から相手の男が降りてきて「おばさん、俺の車がへっこんでいるじゃあないか」とヤクザのような口調で言ってきた。
里美は「ごめんなさい、ごめんなさい」と頭を下げて謝った。
「おやぁ おばさん酒臭いじゃあないか、飲酒運転か、」
「ごめんなさい ごめんなさい」と里美はひたすら謝り続けるのである。
ヤクザ男は里美の顔をじっと見つめると、「オッ おばさん里美先生か」と言った。
男はサトルであった。
里美は、まだ男の顔が思いだせない 「俺だよ 里美先生に万引きで捕まって学校を退学になった俺だよ」 里美はようやく思い出した。
サトルは、大きな獲物を捕まえたかのように「先生に会えてうれしいよ」


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索