この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ
「お前も糞をするか?」
「いえ、私は」
由紀はあわてて否定した。
すっかり糞を拭き取ってもらった綾は家政婦の視線を気にする事も無く四つん這いのまま主人の命令を待った。
とことん辱められたせいでまともな判断力も感情も麻痺していて、むしろ犬のような扱いに甘美さをさえ感じているのだ。
これまでの生活では決して味わえない深奥の世界、地獄の妖花のような淫靡な気持ちに包まれ、時にぞくぞくするような感覚が襲って来る。
今、主人に背や尻を撫でられ、愛情を注いでもらっているこの時間・・・。
治は由紀に見せ付けるように義姉を可愛がった。
女としての幸せは世間一般のものではなく、このようにメス扱いされる事だ。
人間との垣根を取り払って動物にされる事。
「はああ・・・いいです・・・」
綾は両肘を絨緞に付け、尻を突き出して悦びを伝えた。
「好きだよ、綾」
「ああ、ご主人様・・・」
綾は、犬が尾を振るように尻を振った。
あまりの光景に由紀は可笑しくなっていた。
体が火照り、気が付けば手をマンコに当てている。
私も可愛がって欲しい・・・目が虚ろになり、指をマンコに入れていた。
それを治は見逃さない。
「おいで」
優しく手招きすると、由紀は意思も無くふらふらと治の方へ行って目の前に立った。
しかし何もされず、体がむずむずする。
治は義姉の尻をいやらしく撫でながら由紀の陰毛や性器を眺めた。
「ああ・・・」
構ってもらえないもどかしさに由紀は腰をエロチックに少しくねらせた。
「どうした?」とぼけて聞くと、「お願い、私にも・・・」と催促した。
「俺の女になるか?」
「・・・」
「嫌なんだな?」
「いえ。あの・・あなたの女になります・・・」
「ふん。どうせその場限りなんだろ?」
「違います」
それでも信用出来なかった。
「お前は俺に糞を拭き取ってもらえるか?」
「それは・・・」
「後ろを向け」
由紀は治に尻を向けた。
治は両手で彼女の尻の穴を広げた。
「ああ・・・」
「ここも悦んで捧げてもらわんとな」
「ご主人様・・・」
いつしか自虐の甘い感情が由紀を襲っていた。
「はあああ・・・」
それから義姉の隣に四つん這いにさせ、同じく尻を高く突き出させた。
治は二つの尻を同時に撫でさすった。
「ああ・・」
「ああん・・」
いやらしくくねらせる奴隷達の尻。
それから二人をそれぞれ反対の向きに這わせ、互いの尻を接触させて派手に振らせた。
「ああ・・・」
「ああ、お嬢様・・・」
初めての経験に二人は戸惑いながらも、主人を怒らせまいとして懸命に尻振りを続けた。
治はあぐらをかいて女二人の行為を楽しんだ。
いつしか外は夕闇に包まれていた。
両親は今夜も帰りが遅いだろうが、治はもうあまり時間が無い気分になり、三人一緒に風呂に入る事にした。
ジャグジーは一人用なので三人一緒に入ると狭いが、それが面白くもある。
右腕に由紀、左腕に綾。
治は女達の大きな乳房を自分の胸に押し当て、その感触を楽しんだ。
綾も由紀も恥ずかしそうにしており、離した乳房を揉まれると色っぽく反応するのだった。
綾と由紀二人の豊満な乳房も湯の中でよく触れ合い、初めの内は互いをちらっと見たりした。
由紀は令嬢の巨乳に対して、「お嬢様のおっぱい、大きくて羨ましいです」と言って褒めたが、内心では軽いコンプレックスを抱いている。
綾の方は由紀の乳房を見ても何も言わなかったが、互いに触れ合うと「ふふふ」と愉快になる。
『こいつらをレズにすると面白そうだな』
つづき「名古屋の嵐(二十)」へ
コメント