女の国VS男の国1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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女の国VS男の国1

15-06-14 09:30

 世界中の女性が、国境を越え、民族を越え、差別を越えて性犯罪が横行する今の男の世の中を覆し、戦争と女性差別のない世の中を造る運動が男達が知らぬ間に全世界中で極秘に行われていた。

そして時がきた・・・
全世界の女性達が地球の半分を占領し、女性の人口全てがその土地で新たな国家を作ったのだった。
突然のクーデターだった為、男達は成す統べもなく、抵抗する者は容赦なく殺されるか、捕虜として女の国に連行され行った。
残った男達はもう半分の地球上に男の国を造り、女の国と敵対する事となった。

女の国と男の国は相手が無条件降伏するまで長期に渡る戦争へ突入した。
しかし、人口減少を考慮した両国は相手をなるべく殺さず、生かして捕虜とし、素晴らしいDNAを持つ異性の精液、卵子の争奪戦争へと発展していった。

国家中枢の政治家、軍人、科学者、物理学者等は特に標的にされ拉致をされる可能性が非常に高かった。

男の国では戦いで生け捕りにした女性軍の兵士達と自由にできる性交ドームが各所に作られ、戦いで活躍した兵士達は女達を自由にやれる事が許されていた。
若い女達は男達の性の道具、又は妊娠をさせられ人口増加に使われた。
中年の女達は女の国の秘密基地や機密事項を酷い拷問等で答えさせられた。

女がいない国。
男達は血眼に戦い、女達を生け捕りにすることに躍起になっていた。

一方の女の国では戦争で力強い男達を生け捕りにする事は困難と思いきや、男の急所のみを攻撃手段とした戦争を繰り返し、力では敵わなかった男達を見事に生け捕りにし、男達から採取した精液で人口を増やしていった。
女相手にと簡単にこの戦争は終結と考えていた男達だが、男性器を徹底的に狙われ手も足も出ない状況に陥る戦いを強いられた。
若い男達はやはり女達の性交道具として、中年男達は全裸で肉体労働を課せられた。
少しでも怪しい態度や怠慢な行為をすると、見張りの女兵士に急所をわしづかみされ、ひざげりされ、容赦なく痛め付けられた。
女兵士
『ふん、無様なもん、ぶら下げてるのね。だから女に敵わないのよ!』
男捕虜
『・・・。』

つづき「女の国VS男の国2」へ


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