この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ
二十一歳まで女から相手にされずに来た治はまるで女奴隷達の所有者になったような気分で二人の乳房を同時に揉んだり、下からすくったりして楽しんだ。
その間美智子と邦江は屈辱に耐えながらお互いの乳房をちらちら見ては大きさなどを意識していた。
「気になるか?」
治に言われ、二人は恥ずかしそうに笑みを浮かべて目を逸らすのだった。
「相手のおっぱいを見た事がなかったのか?」
二人は黙っている。
「ボイン同士で」
そう言って治は彼女らの乳房を同時に下からすくって上下に揺らした。
「ああ重い重い」
邦江も美智子も恥じらいの笑みを浮かべてさらに俯いた。
それから治は邦江のパンティを脛まで下ろした。
「あっ」
あわてて両手で陰毛を隠した邦江。
「ふふふ」
四十近くなっても恥ずかしがる彼女が可愛く思えた。
「見られたくないのか?」
しゃがんだままにやにやと邦江を見上げて聞いた。
きつい顔で目を合わせようとしない。
「山口さんは丸出しだぜ」
改めて言われた美智子は手で陰毛を隠した。
「今頃」
治は可笑しくなって呟いた。
「まあいいか」と彼は立ち上がり、由紀の前へ行く。
由紀はあわてて治から逃げようとしたが、綾にしっかり押さえられた。
「離してっ!やめてっ!」
必死にもがく由紀を綾は決して離そうとしない。
治は、抵抗を続ける若い家政婦のむなぐらを掴むやその頬を二発力いっぱい打った。
そして、痛みに顔を歪め、打たれた左頬に手を当てて呻いているのも構わず、「ばかやろう」と罵って家政婦のブラウスを力任せに破った。
破られたブラウスを見た由紀は号泣したが、さらに壁に体を打ち付けられ、スカートをめくられてパンティを荒々しく脱がされた。
由紀は狂ったように泣き続けながらももはや逃げようとしない。
治はパンツを脱ぎ捨て、鬼のような形相で由紀の片脚を持ち上げると、いきり立っている肉棒を彼女の性器に埋め込んで行った。
「あああっ!」
由紀の叫びが家の中に響き渡った。
治は残忍な笑いを浮かべ、ぎらぎらした目で彼女の顔を眺めながらゆっくり犯し続けた。
「痛いい・・・痛いい・・・」
ひどく顔を歪め、涙を流しながら由紀は断末魔のような声を挙げた。
そんな同僚の凌辱場面を見て、美智子と邦江はわなわな震えていた。
治という若者が想像以上に冷酷で、殺すという言葉が単なる脅しではなく、逆らえば本当に殺される、と身に染みていた。
治は由紀に少し早めに肉棒を打ち込みながら邦江と美智子の方を見た。
二人は体を強張らせた。
「こっちへ来い」
命じられて二人は、恐ろしさの為脅えて少し離れていた所から、共にパンティを脛に絡ませたまま一緒に、歩きにくそうによちよちと治の傍へ行った。
「ふふふ」
二人があれからパンティを脚に絡ませたままでいるのを、従順になった証だと思った治はにんまりしている。
「お前達はもう完全な奴隷だ。いいな?」
「はい」
「これからは俺をご主人様と呼ぶんだ。わかったか?」
「はい、ご主人様・・・」
二人は身の安全を保ちたい為、言われるまま口にした。
「よおし」
治は満足して由紀の方に向き直リ、セックスに専念した。
「もう泣くなっ!」
涙をぼろぼろ流している由紀を見て強く言った。
由紀は治の怒りを恐れて声を低めた。
彼女の無残に破れたブラウスはすでに脱がされており、今シャツも両手で無残に破られ、ボタンが飛んだ。
「ううう・・・」
由紀の目から再び大粒の涙が溢れた。
「ふふ」
何度も破って半ばぼろ切れと化したシャツを床に投げ捨て、背中に手を回してブラジャーを外した。
「ほおお・・」
釣鐘形に豊かに盛り上がった乳房が露わにされ、由紀は顔を背けたまま目を硬く閉じた。
治は乳房をねっとり揉んだ後、乳首を舐め、さらにしゃぶった。
「ううう・・・昭雄さん、ごめんなさい・・・」
婚約者の名を聞いて治は腹立たしさのあまり両手で由紀の乳房を力いっぱい鷲掴みした。
「ううっ、痛い・・・」
「今度、男の名前を言ったら承知せんぞっ!」
「・・・」
しばらくして治はピストン運動をやめ、「自分でやってみろ」と命じた。由紀は従わずにじっとしていたが、「やれっ!」と体を叩かれると、自らぎこちなく上下にピストン運動を始めた。「もっとだ」大きく上下にピストンする。
「もっと」
より大きく動かす。
「よし」
命令とはいえ、強姦者に向かって自分で行うのはこちらから積極的になっているようでたまらない屈辱だ。
「ああ、いいマンコだ・・」
肉棒を強く締め付ける由紀の性器は熟女には求められない魅力で、治はこの女を手に入れられて悦に入っていた。
つづき「名古屋の嵐(十三)」へ
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