この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ
しばらく経って治は腕を緩め、上着の上から彼女の胸を揉む。
「やめて・・・」
「ああ・・」
感触の良さにうっとりした。
我慢出来ずにボタンを外し始めたが、その時美智子が携帯電話を手にしたので治はそれを力ずくで取り上げ、床に叩き付けた。
「警察へ掛けるのか?ばかやろう」
美智子を睨み付けて凄んだ。
美智子は治を見たまま動けずにいる。
それから治は少し気を取り直し、家政婦三人を目の前に並ばせて義姉を片腕に抱いた。
「中々素直にならんな。お前はおとなしくなったがな」
そう言って義姉の服の中に手を入れて胸を揉んだ。
綾は家政婦達の前で体を弄ばれる恥辱に顔を顰めて唇を噛んだが、そんな令嬢を声も無く見た三人は、お嬢様が義弟によって強姦され、言いなりにされていると察した。次は自分達の番だ・・と彼女らは暗澹たる思いに囚われた。
治は義姉のタイト・スカートをめくり、パンティをゆっくり下ろして行って膝の所で止めた。
そしてマンコをいじりながら、正視出来ずにいる家政婦達を眺め、「綾をもう何回も犯してやった。こいつはすっかり気持ち良くなってな」と自慢げに言った。
三人は耐え難い思いで顔を背け、立っている。
綾の方は、自分が出来の悪い義弟の性奴隷に落とされ、物のように扱われている事を格下の家政婦連中に見せ付けられて屈辱にさいなまれていたが、もはや抵抗せずにいた。
「綾、何か言うんだ」
「・・・・・ご主人様、私はあなたの物です・・・」
「そうだ。一生、飼ってやるからな」
「はい・・・」
令嬢とその義弟のあまりの言葉を聞いて家政婦三人は、宮沢家の姉弟が性倒錯の深い関係に陥った事を実感しておぞましい気持ちになった、と同時に、あれ程気位の高い令嬢が性奴隷として骨抜きにされた事が痛ましく、治という男の恐ろしさにぞっとした。
治は綾を胸に抱き、尻を家政婦達へ突き出させて尻の穴を開いた。
「ああ駄目・・ご主人様・・・」
「皆、こっちを見るんだ」
三人は強制されて嫌々目を向けたが、すぐに顔を背けた。
「ふふふ」
「ああ、治様・・・」
綾は尻を突き出したまま腰をくねらせた。
「皆も気持ち良くさせてもらいたいんだろ?」
家政婦達の様子を注意深く見たが、三人共嫌悪感を露わにしている。
「ふん」
治は義姉を脇にやり、左側に立っている由紀の胸を鷲掴んで荒々しく揉んだ。
「やだ・・やめて下さい・・・」
「お前は俺をばかにしやがって」
誘いを断られ続けた恨みを晴らさんばかりに、乳房を掴む手に力を込めている。
「痛い・・・」
いきなり右手をスカートの中に入れ、パンティ越しに性器を嬲った。
「ああ、やめて・・・坊ちゃま・・・」
しかし治は手を止めない。
「お前はバストがいくつあるんだ?」
「・・・八十六です・・・」
「そうか」
そしていきなりスカートをめくった。
「きゃあっ!」
「どうせ処女じゃねえんだろ?」
そう言って、両手でスカートをめくったまま赤いパンティを眺めていた。
「いいパンツ履いてやがる。脱がせて欲しいか?」
「嫌ですっ!」
しばらく眺めていた後、脱がせたいのを我慢して隣の邦江のスカートを思い切りめくった。
「うっ」邦江は目を閉じて呻いた。
「こっちは青か」
腰の周りは紐のように細く、秘丘の部分がいやらしく盛り上がっている。
絹地の艶と、エロチックな腿の対照も印象的で、初めて見る邦江の卑猥な下半身に治の肉棒が興奮に震えた。
「うまそうだな」
邦江の顔を見てにやにやした。
邦江は目をきつく閉じ、息子程年下の変態男にいいようにされても逆らえない恥辱で熱くなっていた。
「今まで何人の男とやったんだ?」
「・・・」
「邦江さんよお」
なおも黙っている彼女が憎らしくなり、「やめて」と言うのを無視してスカートを脱がし、下半身をパンティだけの姿にした。
「嫌」
「可愛い声して」
改めてパンティ姿を楽しんだ後、片手をパンティの中に入れ、陰毛を撫でた。
「よく生えてやがる」
「やだ、変態・・・」
パンティから手を出し、一気に足首まで下ろした。
「きゃっ!」
とっさに手で前を隠したが、治はしゃがんだままその手を無理やりどかし、露わになった陰毛をじっくり眺めた。
「嫌だあっ!」
邦江は泣きそうな表情で叫んだ。
「股を開け」主のように命じたが、言う事を聞かない。
「開けっ!」
ようやく股が開いた。
「へへ」
治は下からマンコを覗いた。
「やだあ・・」
「結構使い込んどるな」
「見ないでえ・・・」
「入れて欲しいか?」
「ばかっ!」
治は立ち上がり、「俺の女になれ」と迫った。
邦江は彼を睨んだ。
「気が強いな」
腹立ち紛れに乳房を力いっぱい掴んで、隣の美智子に移った。
その顎を持って顔を上向かせ、「さっきは警察に言おうとしやがって」と凄んだ。
美智子はされるまま険しい表情でいる。
「俺を刑務所にぶち込みたいのか?」
「・・・」
「生意気な。お前こそ俺の檻にぶち込んでやる。もう逃げられないからな」
憎しみが感じられ、美智子は不気味さに負けそうになるのを、持ち前の強気で持ちこたえようとしていた。
治は落ち着いて美智子の上着のボタンを外し始めた。
その行為に対し、美智子はあえて逆らわずに平然さを装って治に負けまいとした。
泣き叫ぶなんて哀れな女のする事だ。
毅然とした態度を保つ。
一時は気が動転して我を忘れてしまったが、こんな異常な男は何をするかわからない。
本当に殺人をしかねない。
たとえ嬲られても心までは屈しない。
綾お嬢様は身も心も性の奴隷にされてしまったようだが、私は違う。
美智子は上着を脱がされ、スカートを脱がされてもじっとしていた。
目の前に、下卑た笑いを浮かべて己の性欲を満たそうとする最低の男がいる。
こんな奴に裸を見せるのは無論嫌だが、氷のように対していれば相手はその内に興が冷めて他の女達だけを構うだろう。
まだ若い古沢さん、そして色気過剰の山口さん・・・。
全く抵抗しない美智子という女が治にはわからなくなっていた。
あんなに感情をぶちまけたのに、今では人形のように身を任せている。
もうセックス奴隷にされる覚悟でいるのかもしれない。
なんせ、綾という横柄なまでに気位の高い女が奴隷にされたのを見たのだから・・。
やがてスリップもパンストも脱がされた美智子はパンティとブラジャーだけにされて立っていた。
ショート・カットの髪で、顔も宝塚の男役のようなイメージがしないでもないが、胸は堂々と女を誇示している。
深い谷間、乳房は乳首周辺のみがブラジャーで覆われ、他は露わになっている。
「何て凄いんだ」
治は、下着姿でモデルのように堂々と立っている美智子という女の体をもうすぐ手に入れられるという興奮で落ち着かない。
「お前もやっぱり奴隷にされたいのか」
ほくそ笑む治に対し智子は今更抵抗出来ないながらもむっとし、フロント・ホックを外されてブラジャーを取られるや嫌悪で顔を顰めた。
「おおっ!」
円錐形の巨乳がぶるるんと目に飛び込んで来て治は感嘆した。
これ程凄いとは!二年近く前に知って以来、その裸を想像して来たのがついに見られた!夢中で乳揉みをした。
「んん・・」
「美智子」
吸い付くような柔らかさと適度の弾力性。
「おおお・・・」
乳首を舐め、さらにしゃぶった。
「ああん・・・」
美智子の口から甘い声が漏れた。
「美智子・・」
キスをすると素直に唇を合わせ、舌を絡ませた。
それから治はパンティの中に手を入れて陰毛を撫でさすった。
その途端に美智子の体ががくんがくんと揺れた。
「ああ、ああ、ああ・・・」
「美智子、感じ易いんだね」
「・・・」
彼女の体は心を裏切って熱くなっていた。
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