この話はつづきです。はじめから読まれる方は「名古屋の嵐(一)」へ
鋭い悲鳴を挙げた義姉の口を塞いでさらに挿入した治は夢中でピストンを始めた。
「うぐぐぐ・・・」
くぐもった声が漏れる中、彼は狂ったようにセックスをし、あっという間に絶頂に達してしまった。
そのまま、精液が膣に注がれるのを感じながらじっとしていた。
「ううう・・・」
綾の絶望的な声。
最後の一滴まで注いだ後も、繋がったままでいた。
義姉の口から手を離すと、「ああああ・・・」と家中響くような嘆き声が放たれ、驚いて又口を塞いだ。
「んんん・・・」
「静かにしろ」
「んんん・・・・・」
「静かにしろ、奴隷の綾っ!」
しばらくしてから手を離した。
「ああ、ひどい・・・」
「ふふふ、可愛がってやるぜ」
治は義姉の頬を優しく撫でた。
それから腹をさすり、「種付けしてやる」と言った。
「あああ・・・」
義理とはいえ、弟の子供を孕むという不安と屈辱に囚われて暗澹たる気持ちになっている綾。
治は一度射精しながらも勃起したままで、やがて又ピストンを始めた。
「もう・・・」
綾は悲しげに顔を顰めて呟いたが、体を起こされても人形のように力無くされるままだ。
余裕を持ってセックスを続ける治は義姉の乳房を揉んだり乳首をしゃぶったり、さらにキスもして楽しむ。
これまでの恨みや怒りなどはすっかり消え失せていた。
顔をじっと見て、その表情が少しずつ変化して行くのを楽しみもした。
全く気が無かった綾の表情は段々切なさを見せ、さらに甘美な様子になって行った。
「あん・・」
治はにやにやして義姉を見ていた。
「自分でやってみろ」言われ、綾は自ら体を上下に動かし始めた。
「ふふふ」
乳が目の前で大きく跳ね、「あん、あん・・」とよがり声が漏れた。
「あん、あん、あん・・・」
しばらく経って四つん這いにさせ、又肉棒を挿入すると、綾は「はあん・・」と顔を上げて悦びを伝えた。
治も義姉の性器の強い締め付けにたまらない気持ち良さを感じつつ大きな乳房を揉んだ。
「あん、あん、あん、あん・・・」
綾の声が部屋に響き渡り、獣のように性交を続ける。
まるで乳牛のように大きく垂れ下がって揺れる乳房。
久し振りのセックスに、綾は義弟への恨みや妊娠への恐れも忘れて快楽を貪った。
「ああ、いい・・・」
「いいだろう、綾」
自分の女にした気分で言う。
「ああん、ああん・・・」
絶頂が近付くと治は狂ったオス犬のように口を開いてせわしなくピストンを始めた。
綾は「あっ、あっ、あっ、あっ・・・」と小刻みによがり声を発し、二人同時に行く事を告げる。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・」
治はさらに口を大きく開いてピストンを続け、やがて絶頂に達するや義姉の巨乳を両手でぎゅっとつかんで思い切り射精した。
「あああ・・・」
肘でどうにか体を支えていた綾はメス犬の悦びをはっきり伝えた。
最後まで精液を注ぎ込んだ治は肉棒を抜き、義姉の性器を見つめた。
どろりと白く濁った液がゆっくり垂れて行く。
綾はじっとしていた。
「良かった・・・」
治は呆けた表情で呟いた。
綾はそのままうつ伏せになって黙っている。
治はティッシュで肉棒を拭き、さらに義姉の性器もきれいにしてやった。
「最高だったぞ」
「・・・」
「あんなに悦んで」
治は義姉を抱き起こし、「俺の物だ」と言って髪を直してやる。
「ご主人様と言ってみろ」
「・・・ご主人様・・・」
「そうだ」にやついていると、義姉がもぞもぞする。
「どうした?」
「トイレへ・・」
「そうか。連れてってやる」
ベッドから離れ、部屋の中のトイレ・ドアを開けた。
「一人で・・・」
「見ててやるよ」
「・・・」
何を言っても無駄だと思い、綾は全裸のまま便座に座った。
しかし義弟の目が気になって中々排尿出来ない。
治は義姉の股を広げ、腹をさすった。
「ああ・・」やがて、溜まっていた尿が出、勢いを増して便器の中で迸った。
「おお!」
治は目を輝かせて義姉の排尿姿に見入った。
「見ないでえ」
「ははは、綾のいやらしい小便だ」
「ああ・・」
「お前は俺の奴隷だからな」
「ううう・・」
早く済ませたかったが、延々と続くようでたまらない。
こんな恥辱・・・。
ようやく終わると彼女はペーパーで性器を拭き取られた。
目を閉じ、唇を噛んで耐えている。
自分でやらせてもらえない屈辱。
だが、身を任せている内にかすかな甘えが芽生えるのだった。
愛されているような思い・・義弟は憎んでやっているのではない・・。
治は義姉をトイレから出すと隣のバス・ルームへ連れて行き、脱衣室の壁に取り付けてある大きな鏡の前に立たせた。
そして、「見ろ」と、うなだれている義姉の顔を手で鏡の方へ向けた。
「・・・」
失意に沈んだ顔と、大きな乳房に陰毛。
すぐ後ろからは、下卑た笑いを浮かべている年下の凌辱者。
「股を開け」
綾はそうした。
「ふふ」
治は後ろから義姉の陰毛を撫でさすった。
「ああ・・・」
「いつから毛が生えたんだ?」
「そんな・・」
「答えろ」
「もう苛めないで」
いきなり陰毛を抜かれて「うっ」と呻いた。
「答えろ」
「・・・小学六年くらいから・・」
「そうか。じゃあ初潮もその頃なんだな?」
「ええ」
「はいと言え。はい、ご主人様だ」
「はい、ご主人様・・・」
「それにしても大きな乳だ」
後ろから鏡を見ながら義姉の巨乳を揉んだ。
「ブラジャーはいつから付けとるんだ?」
「小学五年くらいから・・です、ご主人様」
「ふふ」
治はいやらしく乳揉みを続けた。
「俺に揉まれるための乳だからな」
「はい、ご主人様・・・」
つづき「名古屋の嵐(五)」へ
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