この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家出少女 1」へ
普段は夫婦が共にするダブルベッドの上で、
女性同士が全裸のまま相対し見つめ合っている。
「ここ・・・舐めて。いつも貴女が私を犯していたように」
和代は自らの興奮をひた隠すように努めて冷静にだが妖しく、
足を大きくM字に開き、その中心を2本の指でパックリと見せ、
一回り以上年の離れた少女を挑発した。
大胆な和代の言葉に導かれるように、
星羅は既にトロトロに濡れ光っているオマンコに
跪くようにゆっくりと近づいていった。
そしていよいよ伸ばした舌で溢れ出る愛液を掬い取ろうとした瞬間、
突然そのサーモンピンクの門は固く閉じた掌で閉じられてしまった。
不思議そうに見上げる少女の目には、
怒りも欲情も抑えきれずに醜く顔を歪める女の顔が映った。
「あの・・あの女にもそうやってここにキスをしたの?
私を・・・私をこんなはしたなく挑発するような女にさせておいて」
しばらくポカーンと見上げていた星羅の顔がいやらしく微笑んだ。
「あの女?春香さんのこと・・・?
なんだ、和代さん、妬いてるの?
ウフフ、でも嬉しい。初めて言っちゃうけど本当はね、
今までで星羅が本気で好きになった人は和代さんだけだよ」
「嘘よ!知ってるのよ。貴女がどれだけの女性と関係してきたか」
「うん。家出していた時もそれ以前にもいろんな経験はしたよ。
でも星羅の初恋の人は和代さんで、今もそれまでも最愛の人は和代さんだけ。
なんなら今からそのことを証明してあげる」
星羅は悪びれた様子もなくあっけらかんと答えた。
そして頑なにアソコを隠していた和代の手の甲にキスをした。
「ね、この手を外して。じゃないと星羅の愛が届かない。
さっき和代さんはいつも犯してたようにって言ってたけど
今日からは違う愛し方をしてあげるの。
無理矢理奪うだけの愛じゃなくて
本当の愛し方を教えてあげる」
そう言いながら星羅は和代の手の甲に何度も何度もキスをして
頑なな門を叩いた。
(ああ~ダメ、やっぱり逆らえない。
初めからわかっていたことなのに、
意地を張ってみてもこの子には敵わない。
そして何より私の中の女が疼いてしまってもう止まらないわ)
和代はゆっくりと股間に宛がっていた手を後ろに回した。
「あああ~、すごいイイっ、イイ~、そこっ、そこがイイのぉぉ~」
和代は髪を振り乱し、快感に狂いそうになりながら、
何故か少女を初めて見た時の光景が頭に浮かんだ。
社長付きの秘書として初めて社長宅を訪問した時に彼女に出会った。
まだ小学生の彼女は父親の後ろに隠れて
恥ずかしそうにこっちをじっと見続けていた。
「こんにちは」と言う挨拶すら聞こえるか聞こえないくらいの微かな声で、
その後話しかけても一言も発しないのだが、
その瞳は間違いなく自分に好意を抱いているのを
何故かその時確信を持ったことを憶えている。
その後秘書として社長の家族と関わりを持つ中で次第に星羅とも仲良くなり、
年の離れた妹のように思っていた。
プライベートでは病気がちの妻では満足出来ない精力的な忠文に口説かれ、
いつしか社長の愛人として女の幸せを掴んでいた。
和代はそれ以上を望んではいなかった。
だが本妻が病死したことにより、忠文に正式にプロポーズされた。
妹のように仲の良かった星羅の気持ちを考えると不安もあったが、
半ば押し切られるように忠文との結婚を承諾した。
この決断が結果、今自分の身におこっている
それまでとは次元の違う快楽に繋がろうとは夢にも及ばず。
「好きよ。好き。和代さん。ずっと好きだったの。もっと気持ち良くなって」
「はあっ、あああああ・・・あああああ・・・おうっ」
純粋な女としての欲望とは別にどこかで父娘と関係してしまう
背徳的な行為に興奮が増していたのかもしれない。
だがそれ以上に絶え間なく動くその優しくソフトな娘の舌は、
父親よりもずっと的確に巧みに和代を高みへと上りつめらせるのだ。
いや夫に限ったことではない。
和代がかつて愛した男達よりも彼女は女を知っていた。
同性ならではの責めは的確に的を射、
どこをどうして欲しいか言葉にせずとも施してくれた。
この年でこれ程までに女を悦ばせる術を
身に付けていることに嫉妬心さえ湧いてくる。
犯されてイカされていた時とは全く違う、
優しく包まれるような愛撫に戸惑いを感じつつも、
のめり込んでいく自分を感じていた。
どんどん深みに嵌っていく快感に自分が恐くなる。
「もうやめて、お願い、これ以上そんな舌使いされたら・・・」
クリトリスを口に含んで舌でチロチロ突いたり叩いたりしていた星羅が、
限界を訴える和代に(どうなっちゃうのかしら?)と言わんばかりに、
無言で微笑むと素早くクリトリスをかすめるように舌で掃いた。
「ぐギィィーーっ、おぅおおっ、おぅおおっう~、
死ぬっ、死んじゃうっ・・・
おかしくなっちゃうぅぅ、あああぎゃああああ~~」
外まで聞こえるのではないかと思うほど大きな声を上げ、
浮遊感で必死に何かに掴まろうと手をバタバタさせながら、
和代は天国を漂った。
自分の舌に狂ったように反応す和代をじっと見つめる
星羅の笑みが小悪魔の顔になっていた。
「まだまだイケるじゃない、お義母~さんっ」
星羅はスッと起き上がると、体を入れ替え仰向けの和代の顔に跨った。
「和代さんのアソコすごく美味しかったよ。
今度は星羅のも食べて」
爛々とした目で和代を見下ろす。
あの時8歳だった少女の瞳がこれ程までに大きく成長していたことを
和代はその身で思い知らされたのだ。
つづき「家出少女 22」へ
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