この話はつづきです。はじめから読まれる方は「啜り泣く牝」へ
厳しく緊縛された裸体を田代は煉ちっこく愛撫し、肉襞に食い込んだ縄をグイグイと牽き上げると典子の身体がブルブルと震え色白の柔肌が朱く染まり脂汗が肌にうっすらと浮いた
「へへへ奥さん縛られて、感じてるのかい」
田代は薄気味悪く嗤いながら典子の柔肌を舌で舐め回し、縄で絞り出された乳房を乱暴に揉み股縄を更に牽き上げた
「…ひぃぃぃッ…」
思わず典子は悲鳴を挙げてしまった
薄気味悪く生理的に受け付けない田代に唯一抵抗する方法は悲鳴を挙げない事と自分に言い聞かせていた典子であったが、田代の愛撫は典子の意地すらも簡単に打ち砕き始めていた
田代は股縄の間に指を潜り込ませ一番敏感なクリトリスを指で挟みながら覆い被る皮を捲り剥き実を露わにさせた
「ぁぁぁ、いゃぁぁ、いゃぁぁ、田代さん、お願い、やめてッ」
上擦る典子の声が部屋に響いた
田代の指が瞬く間に典子の愛液で汚れ股縄が変色していき、田代は股縄を割り剥き出しにされたクリトリスの赤く充血した実を縄に挟めた
「ぎゃゃゃーーッ…あぅぅぅ…」
典子は仰け反り身体をブルブルと震わせ口許から涎が零れた
「奥さん、クリトリスの実を縄で挟まれたら気持ち良いでしょ」
耳元で田代が囁き絞り出された乳房を形が変わる程に荒々しく揉み回しクリトリスの実を挟んだ股縄を小刻みに揺らし、典子を追い込んでいった
緊縛された裸体にローションの様な脂汗が身体を滑り光らせていた
「奥さん、この部屋を一周して貰えますか」
田代の言葉に典子はぎょっとした、今この状態で脚を動かせばどうなるか火を見るより明らかであった
「嫌ぁぁ、嫌です」
怯える顔がコケティシュさを増した
「嫌?、嫌ですか、僕の証言で旦那が刑務所に行くも行かぬも決まるんですがね」
田代は卑劣な男であった
典子は歯を喰いしばり足をゆっくりと前に出し歩き始めた
しかし足を動かせば股縄に噛まされたクリトリスが否応なく刺激され、まともに歩く事など困難な事であった
典子はふらつきながら健気に足を進ませ強制的な快楽が全身を襲った
快楽を耐え忍びながら歩く典子の姿は淫らに美しく、田代は今直ぐにでも自分のイチモツを典子に喰らわせたい衝動に駆られたが逸れを堪え、典子の哀れで悲壮感漂う妖艶な姿を楽しんだ
典子がフラフラに成りながら田代の元に辿り着いた時には股縄から愛液が蜂蜜の様に垂れ落ち内太腿を光らせていた
つづき「啜り泣く牝(3)」へ
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