家出少女 15_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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家出少女 15

15-06-14 09:34

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家出少女 1」へ

壁に寄りかかるようにして意識を失っていた美月は、
ぼんやりと二人の様子を眺めていた。
今ならわかる。

この少女の舌は女を狂わせる。
それは実際に体験したものにしか決してわからない。
女を悦ばせるテクニックはどんな男も敵わないだろう。
あの男好きだった春香が毎夜のように
星羅を溺愛したのが何よりの証拠だ。
その春香が今、目の前で星羅に女陰を舐められ、
涙まで流して歓喜に震えている。
もっとして欲しいのかもう止めてほしいのか、
言葉にならない叫びは、
彼女が既に狂おしいまでの快楽の狭間に
迷い込んでいることを物語っていた。
親友の悶絶している姿が、
ついさっき同じ経験をした自分と重なるように、
美月は股間に手を伸ばしていった。
「はふんっ」
その吐息に星羅が気付いた。
「あっ、気が付きました?
美月お姉さまがさっさとダウンしちゃったから、
今、春香お姉さまにお仕置きしていたところなの。
知ってました?この人、私達のこと
ずっと覗いていたんですよ。
誰かさんみたいに。ねえ~?」
「ああっ、狂っちゃうう、ダメえええ~、
もっもう許してええ~、やあああ~」
もう限界とばかりに春香の体が
ガクンガクンとベッドの上で大きく弾んだ。
「またイっちゃった。もう何回目?
でもまだ許してあげないわよ。
人のいいこと覗いたりする人は」
星羅の視線がいつの間にか美月を見ていた。
「そうねえ、次は同じ覗き魔同士でイカせあいなさい。
星羅は見ててあげるから。
ねえ、美月お姉さま!
そんなところで一人で慰めてないで、
こっちに来て春香お姉さまのこと気持ち良くさせてあげて」
有無を言わせない強い眼力で少女の瞳が美月を見つめる。
催眠術にでもかけられたように、
美月はゆっくりと春香の上に69の形に重なり、
唾液と愛液でビチョビチョになっている
親友のオマンコにキスをした。

つづき「家出少女 16」へ


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