家出少女 13_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

家出少女 13

15-06-14 09:34

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家出少女 1」へ

「はあっ、はあっ、はあっ」
太股はピクピクっと痙攣し、
まるで全力疾走した後のように呼吸を乱す美月は、
今自分の身に何が起こったのかわからないといった様子で、
しばらくソファから動けないでいた。

投げ出された足伝いに体を密着させながら
星羅がよじ登ってくる。
美月の胸に寄り添い、人差し指で胸に「の」の字を書きながら
甘えた声を出した。
「ね~えェ、星羅、美月お姉さまのいやらしい声聞いてたら、
もう堪らなくなっちゃった。あっちへ行きましょう。お姉さまのベッドに」
星羅は立ち上がると両手で美月の左手を引っ張り、
腰を振るようにして彼女を促した。
「はあっ、待って、そんな私、もう充分」
「ええ~何で?まだ始まったばかりじゃない?
あっち行ったら星羅がもっとスゴいことしてあげる」
これ以上されたら身が持たないとばかりに、
美月はまだダルい体で彼女の手を解こうとするが、
強引にそのまま自分の部屋へと連れて行かれてしまった。
ドサっと二人して倒れこむようにベッドに体を預ける。
倒れこむやいなや、星羅は美月の体のあちらこちらにキスの嵐を浴びせた。
「はっあ~ん、あんっ、やんっ、あ~ん、やめ・・て、も、もういい、あ~ん、やだあ~」
美月の体はさっきまで限界を訴えていたのに、星羅のキス攻撃にもう反応し始めていた。
(本当何なの?この子。上手すぎるよ~、体が感じちゃって、またしたくなっちゃう)
美月は表から裏から彼女自身も知らなかった性感帯を刺激され、
新たな透明な液体がアソコを潤し始めていた。
「あっ、そんなところっ、ああっ、だめっ」
「ここも意外と性感帯だったりするんですよ。気持ちいいでしょ?」
(ああ~、うそ~、すごく感じるうう~、ああ、どうしよう、
このままじゃ本当にヤバいよ~、癖になっちゃいそう)
美月はこれ以上は自分自身がまずいと思い、
本気の困り顔で星羅の体を制した。
「ね、ねえ、もう止めて。私、本当はもう結婚するの。正式に婚約したの。
だから、ごめん。これ以上はやっぱり無理」
「ふ~ん、だから?」
星羅は一瞬止まって美月の方を見たが、意に介さずとばかりにまた愛撫を続行しだした。
「だからって・・・あんっ、ダメェんっ、やんっ」
男をとっ替えひっ替えしていたあの春香でさえ虜にしてしまった女泣かせのテクニックに
経験の少ない美月が理性だけで到底敵うはずがなかった。
「やああ~・・めて、うう~」
(慎之介・・・私に勇気をちょうだい)
力で撥ね退けようにも、脳が蕩けるような甘い快感で力が入らない。
星羅の体はいつの間にか自分と逆さになって、
足を交互に挟むようにして足の親指を舐めている。
「こんなこと、彼氏とでは出来ないと思いますよ」
そう言うとピタッと美月の濡れ濡れになったオマンコに
自分のツルツルのオマンコをひっつけた。
「ヒャああっ!」
自分と同じものの初めての感触に思わず奇声を発してしまった。
美月が声を上げるや否や星羅は腰を動かしだした。
「ああんっ、ああんっ、あんっ、やめてっ、ああんっ」
「どう?堪らないでしょ?知ってますよね?これ。貝合わせって言うんですよ」
美月は星羅と春香がSEXをしているのを覗き見していた時、何回か見たことがあった。
その時は、(女同志ってああいう風にするんだあ)とただ感心していただけだったが、
実際自分が体験してみると、そのあまりの快感に
さっきまでの葛藤も困惑も吹き飛んでしまった。
「ああ、いい、スゴい、ああっ、これいい~、あああっ、ダメダメええ~」
(ああ、何これ?気持ちよすぎる。こんなの初めて~
もうどうでもいい~何も考えられない。狂っちゃううう)
「ああん、実は春香さんも、ああ、これが好きなんです。
ああっ、男とじゃ絶対に味わえない快感だそうですよ。あああっ」
女二人は狂ったようにベッドの上で腰を振りまくった。
お互いにお互いの精気を絞り出すように。
(うわああ~、落ちるううう、怖い、助けてえええ~)
「あああああ~~」
「イグっうううううう~」

つづき「家出少女 14」へ


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索