この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家出少女 1」へ
「やめろ、やめろって!」
「おい、そりゃないぜ。ここまで来て」
「口臭いんだよ!」
バタンっ
春香は黒い車のドアを思いっきり叩きつけるように閉めて降りてきた。
(本当、ろくな男がいない)
「死ね。くされマンコ!」
黒い車が猛スピードで走り去っていった。
(ああ、最悪。久しぶりに男捕まえようと思ったのに、
あんなゲス野郎しか捕まらない。星羅はいないし。あーーもう!)
暗闇には波の音と早足のハイヒールの音だけが鳴り響く。
「って・・・ここ何処?」
春香がムシャクシャしていた頃、
薄暗いリビングに切羽詰った女の甲高い喘ぎ声が鳴り響く。
「はああっ、あああっ、いやんっ、ダメっ、イっちゃう、イっちゃううう~」
ソファに座る女は髪を振り乱し、
腰を激しく震わせながら限界を訴えた。
右足を思いっきり広げるようにソファに乗せ、
もう片方の足は投げ出すように突っぱねている。
「うわあ、お姉さまがそんないやらしい格好でイっちゃったら、ダメですよ」
まるでそこだけ別の生き物のように大きくうねる女の股間を
長く伸ばした舌でペロペロ舐めていた少女が中断して意地悪く下から見上げて言った。
「ああ~ん、そんなあ・・・お願い、意地悪しないで」
寸前のところで生殺しにされ、
女の腰が止めを刺してと言わんばかりにクイっクイっと少女の顔の前で動く。
「彼氏にもそうやって、はしたなくおねだりするんですか?」
「・・・」
女は許してと目で訴える。
「お姉さまは彼氏に舐められてもこんなに乱れるの?」
女は首を激しく横に振った。
女は恥ずかしさと欲望の狭間でもう限界と顔を背ける。
「じゃあ、これ以上いじめちゃあ可哀想だから最後。
星羅にされるの、美月お姉さまの彼氏より気持ちいい?」
美月は顔を真っ赤にしながらゆっくりと首を縦に振った。
「可愛い、お姉さま。もっと気持ちよくさせてあげる」
星羅はそう言うと痛々しいほど大きくなったクリトリスに吸い付いた。
チューーーーウっ
絶妙な加減で吸い上げると同時に左手でオマンコを素早く擦り始めた。
「ああああっ!!いいっ、すごいいいいっ、だめえええっ、イっちゃううう~」
美月は、慎之介を含めそれまで経験した男達では遠く及ばない
女を知り尽くした星羅のテクニックに
半泣きになりながら初めての絶頂に達していた。
つづき「家出少女 13」へ
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