この話はつづきです。はじめから読まれる方は「家出少女 1」へ
春香もまた、暇だからと言って男でも漁ってくると出掛けて行った。
美月は彼女の真意までは確かめようがなかったが、二人の関係を知っているので疑いながら見送った。
「もしかしたら、今晩は帰らないかもしれないから」
(また星羅ちゃんとホテルにでも泊まるのかしら?)
『俺達結婚しよう』
慎之介の言葉が重くのしかかる。
待ちに待ったプロポーズは嬉しいはずなのに、
今の自分は、気付かない内に少しずつ少しずつ膨らみ始めた
彼女の存在が邪魔をして、素直に受け入れられない。
(私このまま結婚してしまってもいいのかしら?)
慎之介にプロポーズされてからというもの、
星羅と春香が毎夜のようにベッドで繰り広げている
泥沼のように絡み合う行為を美月は一度も覗き見ていない。
これ以上踏み入ったら、慎之介に対しても自分自身に対しても
誠実でいられなくなる気がしたからだ。
だがそれは逆に言い換えれば、
既に美月が星羅に魅かれ始めている証拠にすぎなかった。
(もう二人はホテルに入って、大きなベッドの上で
抱き合いながら熱いキスを交わしているのかしら?)
自分の届かない所で彼女達が愛欲に没頭する様を想像しながら
美月は体が火照るのを感じていた。
と同時に、心が締め付けられるように苦しくなる。
(何?私、春香に嫉妬しているの?)
以前には湧き起こらなかった思いに美月は戸惑った。
覗き見ることで自分も参加していたつもりになっていたのか、
星羅への想いがずっと大きくなっていたのか、それはわからない。
ただコントロール出来ない感情を前に、美月は呆然とベッドに座り込んだ。
そして彼女は矛盾した寂しさを紛らわすかように、股間に手を伸ばしていった。
美月が悶々とした思いに苦しんでいた頃、
星羅は春香ではなく、初めて会った女にバックから屈辱的に犯されていた。
「んぉっ、んぉっ、んぉっ、んぉっ・・・」
目隠しをされ、両手を後ろ手で縛られ、ベッドに突っ伏した状態で後ろから
黒々としたペニスバンドで激しく突かれていた。
春香に買ってもらった洋服はボタンを引き千切られ、前だけが肌蹴ている。
スカートは捲り上げられ、ナイフで切り裂かれたパンティとストッキングが無残に
体に纏わり付いていた。
猿轡をされた口元から漏れる喘ぎ声とともに涎が頬を垂れ流れる。
女はペニスバンドの腰に付いた調節メモリを「強」の方向に回すと声を荒げた。
「ほらっ!もっと気持ちよくなりなさい。メス豚のくせにスカしてんじゃないよ」
パチンっと平手で星羅のお尻を叩く。
「ぅごぉぉっ・・・・・・」
(ダメっ、イっちゃう)
声にならない声が猿轡から漏れる。
「おらっおらっ、イっちゃえ。中で締まってるのがわかるよ」
女は狂ったような笑みを浮かべ、
腰を激しく振りながら身震いするように背中を振るわせた。
そしていきなりペニスバンドを抜いたかと思うと、それを脱ぎ捨て、
乱暴に仰向けにさせた星羅の顔に跨った。
そして呆然としている星羅の顔めがけ、いきなりオシッコを迸らせた。
シャーーーー
小便臭い匂いと猿轡で閉じれない口から流れ込む小水で咽てしまう。
「ゴホッ、ゴッホ、ゴホッ、ゴホッ」
体を捩って逃げようとする顔を足で挟みつけられた。
「美味しいだろ。残らず飲むんだよ」
女は冷たく上から見下ろしている。
オシッコを出し尽くした女は星羅の猿轡を外した。
「今度は私のオマンコ、きれいにしてもらおうかしら。その可愛らしい舌で」
キッと星羅は女を睨み返してはっきりと拒否した。
「嫌だ!」
その返事に女は少し足を開き気味にしていきなり星羅の頬めがけてビンタをした。
バシッ!
「私のオマンコをきれいにしなさい」
女は今度は優しく命令した。
「嫌・・」
バシンッ!
返事を言い終わらないうちに一発目より強い平手打ちが星羅の頬を襲った。
「私の・オマンコを・きれいにしなさい」
女は少し威圧的に言葉を区切りながら、それでも優しく繰り返した。
「・・・」
星羅は観念したかのようにゆっくりと舌を伸ばした。
女はニッコリと微笑むと、小水まみれのオマンコを震える舌に向かって、
腰をゆっくりと落としていった。
「ぺっ」
星羅は一転、近づいた女の顔めがけて唾を吐いた。
べっとりと女の鼻に小水を少し含んだ唾が付着した。
「このあまぁ!」
バシンっバシンっバシンっバシン!
鬼のような形相になった女が星羅を往復ビンタする。
見る見るうちに星羅の顔が腫れ上がっていく。
「キャッ、嫌っ!やめてっ」
「メス豚のくせにこの私の顔を汚しやがって。痛い目をみないとわからないのかい」
女はパンティを切り裂いたナイフを取り出すと腫れ上がった星羅の頬にあてた。
恐怖で体が硬直してしまう。
「あんたは私が買ったんだよ。大人しく私の言うことを聞いてればいいのさ」
女はナイフを首から肩、腕へと下ろすと肌蹴ている二つの乳房を8の字のように這わせた。
緊張で手に汗が滲む星羅に一瞬鋭い痛みが左胸を襲った。
「つっ!」
左乳房の縁沿いに赤い線が浮かび上がった。
「ふ~ん、メス豚の血も赤いんだ」
(切られた!この人狂ってる)
星羅は恐怖でパニックになりそうだった。
女はさらにナイフを下に這わせていく。
「あら、メス豚のくせにこんなところに毛が生えてるわ。剃っちゃいましょう」
「?!嫌っ」
女は星羅の陰毛をナイフで剃り始めた。
嫌がる星羅が腰をくねらせるとナイフをピタピタと太ももに押し付ける。
「暴れると一生使い物にならなくなるわよ」
恐怖でピタッと動かなくなった星羅を見て再び剃り始めた。
「そうそう、そうやって初めからいい子にしてればこんなことしなかったのに。
馬鹿な子ねえ。でもこのツンツルテンのおまんこも嫌いじゃないわ」
女は剃り終わるとクンクンと若いオマンコの匂いを嗅いで、
満足気に再び恐怖に震える星羅の顔に跨った。
そして射抜くような鋭い目で星羅を見下ろすと同じ台詞を再び言い放った。
「私のオマンコをきれいにしなさい」
つづき「家出少女 8」へ
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