この話はつづきです。はじめから読まれる方は「過ち」へ
雪絵は寝室で鏡に写る己の羞恥衣装に咽び泣いた
「ご主人様…あんまりよ!…こんな格好で会社になんか行けないわ…」
雪絵は両手で顔を覆い床に膝を付け崩れ泣いた
「露出マゾの雪絵には丁度良いんじゃないのか?」
隆弘は嗤い跪き泣き崩れた雪絵を背後から肩を抱き起たせると服の上から身体を愛撫し始めた
「いゃぁぁ、だめぇぇ…」
雪絵は身体を弄る隆弘の両手を掴み拒む仕草をするがそれは本気の抵抗ではなかった
「いゃ、お願い…会社に遅れちゃうぅぅ」
雪絵は隆弘の愛撫に陶酔し身体を隆弘に委ね甘い吐息を吐き軽い喘ぎを漏らせ身体を悶えさせた、隆弘は乳房を荒々しく揉み乳首を指で潰すと雪絵は身体を仰け反らし吐息を吐いた
「だめぇぇ…だめぇぇ…」
雪絵は喘ぎ背後から愛撫する隆弘と猥褻なまでのディープキスを交わした、隆弘はディープキスを交わしながらスカートを託し上げ隠し持っていたバイブを愛液塗れの蜜壷に挿入した
「ハァァァ…イャァァ、おねがいッ、ダメッ…」
雪絵は身体を震わせ拒むが蜜壷からは大量の愛液が垂れ流れた、隆弘はディープキスを止めると縄を取り出し蜜壷からバイブが抜け落ちぬ様に股縄を施しスカートを下ろした
「ほら雪絵、会社に遅れるんだろ」
隆弘の笑顔が正に悪魔に見えた
「お願いです、こんな格好じゃお外に出られないわ…」
拒む雪絵に隆弘は髪を乱暴に掴み
「さっきから何をガタガタ言ってるんだ!、お前は俺の何なんだ!」
ドスの効いた声で凄む隆弘に雪絵は震えた
「私は隆弘様の奴隷です…」
顔を歪ませ答える雪絵に隆弘は嗤い雪絵を玄関まで強引に追い立て強引にマンションの廊下に追い出した
「嗚呼…ご主人様、後生です!、せめてコートだけでも着せて下さい!」
尚も縋り附く雪絵の腕を掴み隆弘は無言のままエレベーターに乗せ共にマンションの外に出た、雪絵が隆弘に着せられている服は素肌が丸め見えのシースルーのミニのワンピースであった
「嫌ぁぁ、嫌ぁぁ、嫌ぁぁぁ、こんな格好嫌です!、お願い許してッ…許して下さい!」
必死に抵抗する雪絵に隆弘は細縄を取り出し抵抗する両手を背中に強引に回し組み縛り挙げた
「ぁぁぁ嫌です、嫌ですこんな格好ッ…」
尚も抵抗する雪絵の身体が突然波打った
「ぁぁぁ…ァァァァ…イャァァァ…ダメェェェ、ダメェェェ…」
蜜壷に射れられたバイブが突然動き出したのであった、それは隆弘がリモコンでバイブを動かしたのであった、雪絵は悶え喘ぎ声を堪えるがそうは長くは続かなかった
「ぁぁぁ…ダメェェッ…恥ずかしい…恥ずかしいわ…人に視られちゃう…視られちゃう…」
雪絵は譫言の様に声を発し隆弘に引き回される様に街を歩かされすれ違う人々から好奇と軽蔑の視線を一身に集め、雪絵は自我が崩壊寸前まで追い込まれた
「…嗚呼、視ないでッ…視ないでッ…お願い…お願い…もぅ嫌ぁぁ…お願い…ご主人様、雪絵を許してッ…」
必死に懇願する雪絵に隆弘は冷たく嗤い雪絵を牽き連れ雑居ビルの地下に入って行った、其処はアダルトショップであった店内には客が居らず若い店員が1人居るだけであった、隆弘は店員の前に雪絵を差し出すた
「お客さん、凄い人連れて来ましたね」
若い店員はニヤけながら差し出された雪絵の身体を無遠慮に撫で回し雪絵は恐ろしさに目を牽き吊らせた
「…いゃぁ、いゃぁ、何する気なの…」
怯える雪絵に若い店員と隆弘は嗤い顔を見合わせ隆弘が言った
「実はな雪絵、俺なあ海外転勤が決まってなあ数年間日本を留守にするんだ、当然雪絵を連れて行く訳には行かないからこの人達にお前を預ける事にしたんだ」
隆弘の言葉に雪絵は絶句し言葉が出なかった
「まぁ雪絵、この人達に調教して貰うんだな」
隆弘は軽く嗤い言った
「待って、待って下さい…ご主人様、そんなの酷い…」
たじろぐ雪絵に更に追い討ちを掛けた
「雪絵さん、悪いが調教するのは俺じゃないんだ」
若い店員がそう言うと誰かを呼ぶと、店の奥から現れたのは同僚の香であった、香はツンと澄ました冷たい笑みを浮かべ雪絵の前に起った
「雪絵さんおはよう」
雪絵は身体を震わせ怯えた
「雪絵さん、そんなに怯えなくても佳いでしょう」
香は雪絵の顎を摘み顔を近付け
「彼から調教して欲しいマゾ女が要るって言われたけど、まさか雪絵さんだとは思わなかったわ」
妖しく嗤う香に雪絵は恐怖した、日頃から香は雪絵に対し敵対心を露わに接する女で有ったからだ
「何故、何故なの…」
雪絵は立ち尽くした
「香は俺達以上にサディストだからな」
若い店員が嗤いながら言うと香と軽いキスを交わした
「雪絵、今日からこの人達に可愛がって貰うんだな」
隆弘はそう言うと雪絵を2人に差し出しアダルトショップを後にした、そして雪絵はこの2人から想像を絶する調教を施される日々が始まった
つづき「過ち(12)」へ
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