被虐雌_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

被虐雌

15-06-14 09:37

山村芳恵、外資系貿易会社経理部に所属している43歳独身女である、この歳に成るまで一度や二度の結婚の機会は有ったのだが芳恵が結婚に踏み切れず男は待ちきれずに去って行った

何故芳恵が結婚に踏み切れなかったのは、結婚に対する不安ともう一つ理由が有った、それは決して人に言う事の出来ない性的嗜好が有るからで有った、芳恵は虐げれ辱められる事に欲情と強い快楽に陶酔する真性マゾヒストであった、芳恵は自分がマゾだと確信したのは二十代後半の頃、当時付き合っていた彼氏が強いサディストで常に芳恵をいたぶり辱め芳恵は彼氏と会う時には下着は愚か服さえも許されずコートの下は全裸でデートを強いられ様々な場所でコートを奪われ見知らぬの人々に裸体を晒け出され、仕事の時もプライベートの時も芳恵は縄で緊縛され陰部には玩具を挿入され人前で何度も恥ずかしい程に気を遣らされ続け、芳恵も初めこそは強く抵抗していたのだが次第に自分の中のマゾ性に気付き抵抗しながらも虐げられ辱められる快楽に陶酔していったのだが、このまま堕落してゆく自分に恐怖を感じ芳恵は彼氏の元から逃げる様に姿を消したのだったが、あの時覚醒されマゾの血を消す為に芳恵は自らの欲望を押し殺し偽り続けていたのだがある日通勤電車内で痴漢に遭い、痴漢の巧みな指技に翻弄され大勢の乗る電車内で気を遣らされそれが芳恵が抑え続けていた欲望を解放してしまったのであった、芳恵はその日を境に自分では歯止めの利かない羞恥地獄へと身を堕して行くのであった。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索