私は中学の時水泳部でした。その私が中学1年の8月、お盆前の時の事です。
うちの水泳部は、お盆以降は夏休みが終わるまで部活が休みでした。
お盆休み前の最後の練習日。いつも通りに9時の部活開始の30分前には学校に到着しました。
ちなみに、うちの学校のプールの鍵は、夏休みの間は用務員さんが朝開けて夕方に締めていました。
夏休みに入ってから大抵一番最初に来ていたので、その日もいつも通りプールに向かいました。
更衣室で着替え、練習で使用する用具類を準備していると2年生の春日美紀先輩かやって来ました。
先輩は「おはよ。光明くん(私)いつも一番乗りだねぇ。私もすぐ着替えて準備手伝うからちょっと待ってて」と言い残し更衣室に入って行きました。
大抵部活に最初に来るのは私か美紀先輩で、今日もいつも通り着替えを終えた先輩と一緒に準備をしていました。
いつもなら8時50分迄にはみんな来ているのに、もうすぐ9時になるというのに今日はまだ美紀先輩と私の2人だけ。
美紀先輩も私も頭に「?」を浮かべながらしばらく待っていたけれど、突然先輩が「あっ、そういえば…」と呟き、男女の更衣室の間にある先生方の更衣室兼控え室の前に行きました。
そして入り口に下げてある部活日誌をめくり「あぁー、やっぱり…」と声を上げました。
私が「先輩、どうしたんですか?」と尋ねると先輩は開いた部活日誌のページを指差しました。
日誌には「次回部活:9/1の始業式後にミィーティング。・議題:次期部長選出、秋冬の活動・トレーニング内容の決定」と書かれていました…。
そう言われてみれば、昨日の部活後のミィーティングで先生がそんな事を言っていたような…。
昨日は練習が特にきつく疲れ果ていて、練習後のミィーティング中は上の空で聞き流してしまっていたみたいです。
先輩もまさにそうで、その結果、美紀先輩と私だけが来てしまったという訳でした。
先輩が「せっかく学校まで来たのにこのまま帰るのもなんだし、泳いでいこうよ。もちろん練習じゃなくて。いつも練習でしか泳いでいないんだし、たまにはのんびりプールで遊ぼうよ」と言ってきました。
もちろん私も、この暑い中家と学校を往復するだけというのも癪だったし、何より美紀先輩は憧れていた先輩でした。
そんな先輩と2人きりで遊べるまたとない機会だったので、泳いでいくことにしました。
ビート板を2・3枚重ねて浮き輪代わりにして、プールに浮かびながら先輩と話しをしながらのんびりとした時間を過ごしました。 1時間くらい経ち、休憩しようということでプールサイドに上がり、バスタオルを敷いて先輩と並んで腰を下ろしました。
先輩も私も両手を後ろにつき、両足を前に伸ばして真夏の太陽の光を全身に浴びて冷えた身体を温めました。適度に風もあり蒸し暑さもなく、心地よい暑さでした。
「んーっ、気持ちいいねぇ。プールでこんなにのんびりしたのって本当に久しぶり」という先輩の声がして先輩の方に目をやると、先輩は目を閉じ気持ちよさそうにリラックスしていました。
憧れの先輩がすぐ隣にいてしかも水着姿。
いけないと思いつつも、先輩のなだらかな体のラインに目が釘付けになってしまいました。
先輩は小柄で水着越しの胸の膨らみは小さかったけれど、小柄な先輩に合った控え目できれいな膨らみでした。
胸の膨らみの誘惑に負けてしまった私は視線を胸から徐々に下げていき、視線は先輩の足の付け根に行ってしまっていました。
プールに入り濡れて体にぴったりと水着が張りつき、先輩のあそこにはきれいな一本の縦すじが夏の太陽に照らされはっきりと見えていました。
水着越しとはいえ、こんなに近くで女の子の胸やあそこをじっくりと目にし、私は体中が火照ったように熱くなり頭がくらくらとするような激しい興奮に包まれました。
視線を感じたのか、先輩がふと目を開け「ん?どうしたの?」とこちらを向いたので私は慌てて視線を逸らしました。
先輩は不思議そうな表情を浮かべていましたが、次の瞬間顔を赤らめて私から視線を逸らし「もう…、しょうがないなぁ…。光明くんも男の子だもんね…」と恥ずかしそうに小さく呟きました。
一瞬何のことか分からなかったけれど、顔を赤らめた先輩を目にしてハッとなり自分の水泳パンツ目を落としました。
そこには硬く大きくなった私のおちんちんがしっかりとテントを張っていました。
私は「大好きな先輩にこんなところ見られ嫌われてしまう」とパニックになってしまい「あっ、えっと、あの…。そのすみません!」涙目でしどろもどろになりながら謝りました。
先輩は「大丈夫だよ。落ち着いて。光明くんはなにも悪いことはしてないんだし、怒ったり嫌いになったりしないから…」と私をやさしく抱きしめて頭を撫でてくれました。
ほとんどパニック状態になってしまっていた私は、先輩のやさしい声と心地よい柔らかさに抱きしめられようやく落ち着きを取り戻しました。
「光明くんくらいの歳の男の子なら当然のことなんだから」となおもやさしく言ってくれました。
私が「はい…」と涙声で頷くと先輩は「ほら、笑顔笑顔!」と笑いかけてくれました。
ようやく元気を取り戻した私に先輩はちょっと緊張した様子で「ねぇ、光明くん。見たい…?」と聞いてきました。
最初はなんのことか分からなかったけれど、先輩が私の手に手を重ねてきたので先輩の意図することが分かり私は「はい…」と短く答えました。
先輩は私の手を取り立ち上がり、先生達の控え室として使っている部屋へ手を引いて行きました。
つづき「二人きりの部活動・その2」へ
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