女優白羽瀬菜月の転落 6_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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  女優白羽瀬菜月の転落 6

15-06-14 09:39

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「女優白羽瀬菜月の転落 1」へ

いつの間にか、初老の用務員安井の手が菜月のヒップに伸びた。
丸みを帯びた菜月の尻が、スケベな白髪の老人の手で撫でられている。

菜月の口は、けむじゃらな熊沢の肉棒をまるでアイスを舐めるように愛おしくしゃぶっている。
猪股三郎の指が菜月のおまんこの中をぐちゃぐちゃかき混ぜている・・。
終いには、体育教官室のソファで寝かされて、猪股三郎に犯され、そして熊沢にも犯されようとした寸前、
「きゃあ何をやってるんですか・・こんなところで・・」
声を出したのは、恩師の体育教師の花井ゆかりだった。

その声で、菜月も身体に乗っていた熊沢を押しのけるように
むくっと起き上がった・・。
その瞬間、2人の視線が交差した。
「あっあなたは、菜月さん。どうしてこんなことに・・」
「ゆかり先生、ご、ごめんなさい」
謝る菜月に、「体育教官室でこんないやらしいことして・・」
と往復ビンタが飛んだ・・。
その瞬間、身体が吹っ飛び同時に大量の尿を漏らした菜月だった・・

しばらくして目が覚めた。顔をひっぱたいて起こされたのだった。
顔をひっぱたいたのは、恩師の花井ゆかりだった。
下半身が濡れている。
尿を漏らしたのは事実らしい・・。
菜月は、思い出した。
花井先生の一人娘の夏生(なつき)ちゃんが15歳で病気で亡くなり、映画の仕事で葬儀に行けず四十九日に線香を手向けに来て、話をしているうちに夜になり食事をご馳走になり、ビールやワインやら終いには高級ブランデーまで飲まされて寝てしまったことを・・。
それにしても失禁してしまうなんて・・隣に寝ていたゆかり先生が優しい目で菜月を見ていた。
「お漏らしするなんて思ってもみなかったわ・・。女優の菜月ちゃんがお漏らししたなんて誰にも言わないから安心して」
そう言うと濡れたシーツと布団を片付けた。
ゆかり先生の一人娘の夏生は菜月の名前から付けたと教えられた。
それだけ高校時代菜月は目だっていた。
成績はもちろんのこと美貌でも・・。
シーツを片付けし布団をベランダに干しながらゆかりはほくそ笑んでいた。
花井ゆかり38歳、娘が死んで放心状態だった彼女を励ましてくれた男性がいた。
菜月が、寝小便したのもある睡眠薬と利尿剤と媚薬を混ぜたのを与えたからだった。
いやらしい夢を見ながら失禁するのは間違いなかった。
それを脅しの材料にして、俺達のペットにしようという彼の計画に乗ったのだった。
すでに、1年前から関係が出来た。
まさしく美女と野獣のカップルだった。
朝食を菜月と二人で食べているところにインターフォンが鳴った。
ゆかりが部屋に連れて来たのは髭面のけむじゃら男の熊沢だった・・。
びっくりする菜月を尻目にゆかりは紹介した。
「熊沢先生ご存知よね・・。私、四十九日過ぎたら熊沢先生と結婚しようと思うの。菜月にも紹介しようと思って来てもらったのよ」
そう言うと、熊沢に軽くウィンクしたゆかりだった。

つづき「女優白羽瀬菜月の転落 7」へ


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