この話はつづきです。はじめから読まれる方は「 熟女の相手をする少女・・。 その1」へ
それからしばらく経ったある日の夕食のことだった・・。
「百合絵、沙智、あなた達に黙っていて申し訳なかったけれど私の娘万里亜が、浩之さんと結婚することになったのよ。
結婚式は、1週間後よ。もちろん万里亜の母親として私出席するけれど、あなた達2人も加奈子と一緒に参加してもらうわ。
衣装は、そうね・・。沙智にはハート女学院のセーラー服着てもらおうかしら。
百合絵の衣装は、加奈子に決めてもうらうけどどう?」
「はい、百合絵も沙智に負けない若々しい服装にしますわ・・。
幸い、札幌から送られてきた沙智の洋服の中に、百合絵に着せられる洋服があるのでそれを着せますわ・・」
「あら~どんなのかしら?? 具体的に教えて欲しいわ」
「ええ~沙智は高校の演劇部で活躍していてその時の衣装で小学生の娘の役を演じた時の衣装なんです。
ピンクの花柄ワンピースなんです。スカートが短くてお揃いの色のブルマを穿いて
演技したらしいんだけど、ブルマは見つからないから大きなお尻丸出しになるけど
百合絵は構わないわよね」そう言うと、万里子も加奈子も大笑いした。
沙智のそのワンピースは、百合絵の手作りで思い出の品だった・・。
「でもさ、胸の部分はどうすんのよ・・。百合絵の胸なら入らないわよ」
万里子が、気が付いたように言うと加奈子はすぐ返事を返した。
「ご心配いりませんわ・・。そのワンピース、胸の部分が前開きジッパーなので
ジッパー開けて胸を露出させその部分にチューブブラを付けさせるつもりよ」
「あらら、おっぱい丸出し作戦ね・・。向こうの義母さんやお義姉さんや義妹さんもたまげるわよね」
浩之の家は、女系家族である。義母は68歳、義姉は48歳、義妹は46歳。
煩い連中で、百合絵自身何度泣かされたか分からない。
こんな格好で出席したらと思うと泣きたい気持ちになった。
沙智も同様である。ハート女学院のセーラー服はどぎついピンク色でしかもオムツを穿かされて出席するなんて・・。
どうしょうもない気持ちで胸が締め付けられる思いだった。
つづき「熟女の相手をする少女・・。 その9」へ
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