この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕落・1」へ
「あと少しで改札口だな」
大道のドスの利いた声が聞こえた、郁美は喘ぎ混じりの声で答えた
「ハァァハァァ、本当に、ゆるして…くれるのね…」
「なんだその厭らしい声は、本当は嬉しいんじゃないのか?」
「…嗚呼…違うッ…違うわッ…」
「お前のような変態女にはバイブをもっと強くして遣ろうか」
ヘラヘラ笑う大道の電話の声に郁美は首を横に振り髪が汗ばんだ顔に纏割り付いた
「嫌ぁぁ、嫌ぁぁぁ…おねがいもうゆるして…」
淫部の中でそよぐ様に動いていたバイブの動きが大きく成っていった
「やめて、やめて、やめて、ァァァァ…嫌ぁぁ、嫌ぁぁ、本当にやめてッ…」
郁美の身体がわなわなと震え膝が折れ始めた、バイブの動いが一気に強く激しく成っていった
「嫌ァァァ…嫌ァァァァ…」
郁美がガタガタと震え、その異様な姿を通り過ぎる人々が郁美の異様で異常な姿を遠巻きにしてあからさまに軽蔑の眼線を突き刺した
「ほら、お前を視てる人達にサービスしろよ!、スカートを捲れ、乳房を見せろよ!」
大道の命令に郁美は激しく首を振った
「…できないッ…できないッ…おねがい…」
「早くしろよ!バイブを止めてもいいんだぜ!」
「ぁぁぁ…嫌ァ…おねがい…命令しないで…」
郁美の手がゆっくりと動きスカートの裾を掴みミニスカートを捲り上げ始めた、郁美はイヤイヤと頭を振りながらスカートを腰の括れまで捲り上げ下半身を完全に露出させた、周囲の人々がざわめき女性の様々な悲鳴が遊歩道に響き渡った
「郁美言ってやれよ!、私は変態マゾ女ですって!、早く言えよ!」
大道の声に導かれる様に郁美の唇が微かに動いた、そして郁美に何かのスイッチが入った、郁美の表情が強張る中に半笑いを浮かべ携帯が足下に落ち跳ねながら転がった、郁美は乳房を完全に露出させ半裸状態に成り乳房を揉み乳首を抓み股縄をグイグイと引き上げ叫んだ
「視てッ!!、視てッ!!…私、変態なの、露出狂いのマゾ女なの!!」
郁美は喘ぎ悶えながら恍惚の表情に瞳から涙を零し
「アアアア、イクッ…イクッ…イクッ…イク私を視てッ!!…イクッイクッイクッ…イクゥゥゥーーー」
郁美は小便を撒き散らしながら恍惚の表情を浮かべながら地下遊歩道の真ん中で激しく昇天した、郁美の周りに人集りができ、その中に大道裕史の姿が有った、男達は携帯で郁美の痴態を撮りまくり、数日後にはアダルトサイトに郁美の哀れな姿が目線無しで投稿されその事は郁美の会社の同僚達の知るところと成った、そして大道裕史は華山佐和子の言葉通り関連会社へと転勤となった、郁美は暫く会社に居たが数ヶ月後に退職した
つづき「堕落・8」へ
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