堕落・6_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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堕落・6

15-06-14 09:46

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕落・1」へ

男女のカップルは床に倒れ込む郁美を後ろ手に縛り両足を大きく開き閉じられぬ様に足枷を細い足首に嵌めその足枷にロープを結び付け天井から吊された滑車に通し男がロープを牽くと郁美の両足が天井に向かってピンと上に向いた、男はそのロープを壁のフックに固定した、郁美の身体は上半身を床に付け下半身は天井に吊される格好と成った、男女は両手に電気マッサージ器を持つと男が乳房や乳首を刺激し女は淫部とクリトリスを責め始めた、モーター音に混ざり郁美の切ない喘ぎ声が重なりあった

「ぁぁぁァァァァ…ひぃぃぃ…ア、ア、ア、…っアンアンアンアン…アアアア」

責め具と化した按摩器が郁美の性感帯を責め続け郁美の喘ぎ声が続いた

「ひぃぃぃ…やめてーー、ァ、ァ、ァ…ダメ、ダメ、イヤ、イヤ、イヤ、おねがい…ぁぁぁぁ…」

全身に快楽の電流が駆け巡り郁美は裸体を激しく痙攣させ始めた

「やめて…やめて…グゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛…ハァァァ…イヤ、イヤ、イヤ…」

女は按摩器をクリトリスに押し付けた

「ヒィィーー、ダメぇぇーーダメぇぇーー…アッ、アッ、アッ…ハグンンンン…イックゥゥ、イックゥゥ、嗚呼…ダメッ、ダメッ、ダメッ…イク、イク、イク、嗚呼…イクゥゥーー」

郁美は裸体を激しく痙攣させ小便を漏らしながら絶頂した、だが男女は気を遣った郁美に尚も按摩器で責め続け郁美は気が狂わんばかりに何度も昇天を繰り返し白眼を剥き口から泡を吹き失神した、床に倒れ身体をビクンビクンと何度も痙攣する郁美の淫部に大道はニヤリと笑い手にしたプラスチックケースの蓋を回し開け指にたっぷりと媚薬クリームを掬い採ると郁美の淫部とクリトリスに擦り込んでいった、そして貞操帯を嵌め南京錠で施錠したのであった

両手両足を後ろで繋ぎ縛られ口に猿轡をされ郁美は床に転がされていた、男女のカップルは既に居なく大道が安ソファーに座りウイスキーを口に運んでいた

「ぅぅぅぅ…ぐぅぅぅぅ、ンンンン」

声を猿轡で封じられ鈍い呻き声を出し縋り附く瞳から涙が零れていた

「うん、うん、うん、ンンンン」

郁美はまるで芋虫のように這いながら大道の足元まで不自由な裸体を移動して来た、大道はウイスキーの入ったグラスをテーブルの上に置くと郁美の猿轡を外した、郁美の口からは大量の涎が垂れ流れ落ちた

「ハァァハァァ、お願い、外してッ…外して下さいッ」

郁美は涎をダラダラ口から垂れ流しながら大道に求めた、大道は厭らしい笑みを浮かべ意地悪く笑った

「辛いのか郁美」

大道の言葉に何度も頷き涙を流した

「…嗚呼、お願いですっ…貞操帯を外して下さいッ…辛いの、疼くの」

郁美の言葉が上擦った

「ぁぁぁ…お願いッ、オマンコッ、オマンコが痒いのよッ…助けてッ、助けて下さいッ」

貞操帯の縁から今まで見たことの無い大量の愛液が流れ郁美は咽び泣いた

「お願いッ、お願いッ、嗚呼…郁美のオマンコを自由にして下さいッ」

何度も懇願する郁美に大道は後ろで繋ぎ縛られた両手両足の縄を解き自由にしてやると、一心不乱に貞操帯に手を掛け自分で外そうともがくも取り外す事など出来る筈もなく脂汗塗れの裸体で大道に縋り附いた

「嗚呼~お願いです、貞操帯を外して下さい、何でも言う通りにするから」

大道は縋り附く郁美の耳元で囁いた、郁美は大道の言葉にゾッとした

「…嫌ッ、嫌です、会社でオナニショーなんて出来ない!…お願いこれ以上虐めないでッ、他の事なら何でもするから」

大道の胸に縋り大泣きする郁美に大道が次に出した条件に郁美は渋々頷いた

朝の通勤ラッシュ、地下遊歩道に郁美は居た、会社へと向かうサラリーマンやOL達に混ざって郁美は歩くが彼等との歩調は全く合わない、数歩歩いては膝が折れる、本当はうずくまりたいのを健気に耐える姿がありありと判る、郁美とすれ違う人々は驚く者、怪訝な顔で見る者、軽蔑な眼差しで見る者と様々な目線が郁美を襲った、郁美は乳房が半分以上露出し乳輪が見え隠れするVの字にカットされたブラウスを着、少しでもうずくまれば尻が露出する程の真っ白いミニスカートを穿き真っ赤な網タイツのストッキング、同色のガーターベルトがミニスカートに透けて見えていた、郁美はすれ違う人々に怯えながら歩を進めがぎこちない歩き方は否応なく目立っていた

「ぁぁぁ…嫌ぁぁぁ…ひどいッ…」

郁美の派手に赤く塗られた唇がそう動いた、股間に痛々しい程に股縄を食い込まされ淫部にバイブを仕込まれ塗り込まれた媚薬クリーム、歩く度に股縄が淫部やクリトリスを刺激しとてもまともに歩く事など困難であった、そしてどこかで郁美を監視している大道が逸、淫部に埋め込まれたリモコンバイブのスイッチを射れられるか気が気ではなかった、郁美は貞操帯を外して貰う条件に朝の通勤ラッシュ時間帯にまるで風俗女のような格好をさせられていたのであった、ましてや今居る地下遊歩道は地下鉄の改札口から地上に上がる出入り口までの距離が一番長い場所でも知られた所でもあった、大道はその遊歩道を2往復し一度も気を遣らずに歩き切れば媚薬クリームの強烈な疼きを鎮めて遣ると約束していたのであった、郁美は大道のその言葉に頷くしか術はなかった、そして健気に郁美はこの長い遊歩道を1往復半を気を遣らずになんとか歩いていたのであった、ミニスカートから伸びた脚の内側は既に愛液が流れ滑り光、表情は切なく歪ませ真っ赤な口紅で彩られた魅力的な唇からは熱い吐息が漏れ誰も目から視ても変質的な行為をしているのは明らかであった、郁美は目の前に迫る改札口が近付くにつれ胸の鼓動が早く成った、しかし大道が易々と許す筈もなかった、郁美の手に持つセカンドバックから携帯音が鳴った、郁美は震える手でセカンドバックから携帯を取り出し耳に充てた、それは大道の声であった

つづき「堕落・7」へ


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