この話はつづきです。はじめから読まれる方は「堕落・1」へ
郁美はうなだれたまま席に戻り湿った吐息を吐きパソコンに向かいキーボードを打ち込むが暫くすると席を離れ部署の外へと行き女子トイレへと向かった、トイレへと向かう郁美の足取りを弱々しく時折身体を九の時に曲げながら廊下を歩いた、そんな時不意に声を掛けられたら
「郁美さん」
声を掛けて来たのは10歳下の華山佐和子であった、華山佐和子は今までに無い程のミスを連発する郁美を心配し席を経った郁美の後を追い掛けて来たのだ
「郁美さん大丈夫ですか?」
心配する華山佐和子の言葉に何度も頷き目頭を熱くさせた
「郁美さん、何か変ですよ何か心配事でも有るんじゃないですか?」
華山佐和子は優しく郁美に声を掛け背中をさすった時、華山佐和子の息を呑むのが郁美には判った
「ゴメンね…ンンン…ちょ…とぉフンンン…」
郁美は華山佐和子の手を払い退ける様に女子トイレへと向かおうとしたがその場にうずくまり身体を戦慄かせた
「ハァァァ…ングゥゥゥ…ンンン…」
郁美の押し殺す様な喘ぎ声に華山佐和子は一瞬驚くも機転を利かせ郁美を抱き抱え女子トイレへと運び込んだ
「郁美さん、郁美さん、どうしたんですか?」
郁美の喘ぎ悶える姿に華山佐和子はうろたえたが、郁美のブラウスの胸元から縄が見えた時今まで心配顔の華山佐和子の顔付きが変わった
「なる程ですね、そうだったんですか」
華山佐和子の言葉に郁美は一瞬恐怖を感じた
「郁美さん、そんな趣味があったんですね」
急に冷淡に成った華山佐和子の言葉に郁美はうろたえた、華山佐和子は郁美の両腕を掴み高々と上げ壁に抑え付けるともう片方の手でブラウスのボタンを1つ1つ外していった、不意の華山佐和子の行動に郁美は言葉では抵抗するも身体は反応する事はしなかった、ブラウスのボタンが全て外され前を割り開かれた
「佐和子さん…視ないでっ…」
郁美は顔を横に向けた、郁美の身体には縄が食い込み乳房が縄に依って絞り出され乳首が勃起していた
「ふーん、随分と変わった趣味ですね」
冷たい眼差しで郁美を睨む華山佐和子に郁美は恐怖を感じた
「上がこんな事なら下はどうなのかしらね!」
華山佐和子はそう言うと掴んでいた手を放し両手で郁美のスカートの裾を掴み一気に括れた腰まで捲り挙げた
「嫌ぁぁ、佐和子さん…視ないでっ、視ちゃ駄目っ」
捲り挙げられ露わに成った下半身にはバイブが挿入され抜け落ちぬ様に股縄が食い込んでいた
華山佐和子は苦渋に歪ませ俯く郁美の顎先を摘み挙げ自らの顔を近付け
「こんな格好してたらミスだって連発するわのね」
華山佐和子は笑い息が顔に掛かる程に郁美の更に顔に近付け
「ねえ郁美さん、こんな格好するのあなたの趣味なの?」
華山佐和子の問い掛けに郁美は表情を歪ませ口を噤んだ
「あらお口が無くなったのかしらね、もう一度聞くわよ、郁美さん誰にこんな格好させられてるの?」
華山佐和子は勃起した郁美の乳首を抓り挙げた
「ひいぃぃ…ぁぁぁ、お願い…佐和子さん…許してっ」
郁美は身体を震わせ顔が恥辱に歪んだ
「別に言わなくても佳いわよ、私ね前から郁美さんの事が気になってたの、意味判るわよね?」
佐和子はそう言うと郁美の唇に重ね合わせ舌を絡ませ始めた
「ングググぅぅぅ…ぁぁぁァァァ…」
重ね合わされた口許から郁美の喘ぎ声が洩れ郁美の身体が戦慄き膝がガクガク震え起っているのさえ辛く淫部に埋め込まれたバイブの刺激と相まって郁美の頭の中が真っ白く成っていき、もう何も考えられなくなっていった
「ぁぁぁ…駄目よぉぉ、佐和子…さん…ァァァァ…駄目っ…」
佐和子のキスだけで郁美は快楽の絶頂へと誘われようとしていた
「さぁ言いなさい、郁美をこんなど変態な女に調教したのは誰なの?」
佐和子は郁美の愛液で滑るクリトリスを指で挟み込み捻るように擦ると、郁美は押し殺す様な喘ぎ声を挙げ膝が崩れ始めた
「ァァァァ…駄目ぇぇ…佐和子さん…駄目ぇぇ」
佐和子の執拗なクリトリス責めに郁美は何度も淫らに押し殺す絶頂を繰り返し、床には郁美から滴り落ちた愛液の水溜まりが大きく広がっていた、佐和子は何度も意地らしく絶頂する郁美を責め続けた
「そんなに言いたくないなら、言わなくても佳いわよ、その代わり素っ裸でお散歩して貰うわよ!」
佐和子の脅迫に郁美は唇を噛みそして唇を開いた
「…私を…調教したのは…大道裕史君よ…」
郁美の言葉に華山佐和子はニンマリと笑い
「矢っ張りね」
佐和子の言葉が意外であった
佐和子は妖しく微笑み自らブラウスのボタンを1つ1つ外しブラウスの前を開いた、郁美は開かれた佐和子の身体を見た瞬間息を呑んだ
「驚いたでしょ?」
佐和子は軽く微笑んだ、郁美は佐和子が発した(矢っ張りね)言葉の意味が少し理解出来たが、何故佐和子と大道裕史との繋がりが郁美には理解出来ずにいた、その理由を佐和子自ら説明して呉れた
「不思議そうな顔をしてるわね、まぁ簡単にだけど教えてあげるわ」
佐和子は外したブラウスのボタンを再び閉じ始めた
「実はね昔裕史がまだ高校生だった頃ね、彼の家庭教師をしていた事があったのその時、半ばレイプに近い状態で関係をしたの、そして其れから毎日彼の調教を受けてね、それでこんな躯にされたって訳よ」
佐和子はピアスが施された両乳首をブラウスで閉じ終えると郁美に再び顔を近付け微笑み言った
「でもね、私って異性相手にはドM何だけどね、同性相手には自分でも驚いちゃうくらいのドSなのよね」
佐和子はニヤリと笑い
「特にあなたみたいな地味で内向的で歳上な女を見たら…ウフフフ」
佐和子の眼が射るように光った、その射る様な眼差しに郁美は吸い込まれる感覚を覚えた
「これからが楽しみね、ドMの郁美さん!」
佐和子はそう言うと郁美から離れ女子トイレから出ようとした時、郁美の方を振り返り言った
「それと、大道裕史だけどね、あの男、あと10日もしたらこの会社から消えるわよ」
「えっ…消える!?」
「そうよ、消えちゃうのよ、何でも上役に巧く取り入って関連会社の部長補佐の役職が付いて御栄転みたいよ」
華山佐和子の言葉に郁美に深い悲しみが襲いそして深く埋め込められたバイブのうねりが再び郁美の身体を襲いだし郁美はその場に跪き快感に身体が震え戦慄き激しく気を遣った
その日の夜、郁美はいつものSMホテルの一室で大道から調教を施されていた、郁美は四つん這いに成りアナルに火の付いた蝋燭を挿し込まれ両乳首に紐を縛り付けその紐には船釣りに使われる3キロの重りが繋げられ、その重りを引きずりながら郁美は四つん這いで歩かされていた
「…ぐぅぅぅ…はぁぁぁ…ひゃぁぁ」
郁美は押し殺した悲鳴を上げながら大道の前を5周以上は四つん這いで歩いていた
「…ぐぅぅ、もぅぅ、ゆるしてっ…はぁぁ、辛いの」
郁美の裸体に大粒の汗の雫が浮かびしそて流れ落ちていた
「わたしは、あなたの望事は何でもして来たわ、まだ何が望みなの」
涙声で訴える郁美に大道はニヤリと笑い火の付いた蝋燭を手に持った、郁美はその光景に表情を牽き吊らせた
「ぎゃゃーー」
その瞬間、部屋中に郁美の悲鳴が響き渡った、大道が手に持った蝋燭を傾け郁美の背中に熱蝋を零したのであった、郁美は悲鳴を上げ四つん這いの裸体をくねらせもがいた、大道はどろどろに溶けた熱蝋を背中一面に浴びせ続け瞬く間に背中が熱蝋塗れに成っていった、郁美は熱蝋の熱さに歯を食いしばり顔を歪ませ耐え続けた
「仰向けに寝ろ」
大道の命令に郁美は素直に従い射し込まれたままの火の付いた蝋燭を抜き取ろうとした
「駄目だ、そのままで仰向けになれ」
大道の言葉に郁美は涙を流し素直に従い、蝋燭が床に付かないように腰を上げ仰向けに転がった、大道は熱蝋を躊躇い無く郁美の裸体に降り注ぎ始めた、熱蝋が乳首、乳房を瞬く間に覆っていった、郁美は熱蝋の熱さに悲鳴を何度も上げ続けた
「自分でオマンコを開け」
大道の命令に郁美は悲しく首を横に振り
「おねがい、ゆるして」
郁美の許し乞いに慈悲を受ける大道でない事は郁美は判っていたが余りの熱さに何度も許し乞いをしたが大道が許す筈もなく、郁美は渋々細い指で淫部を広げた、大道は滴り落ちる淫部に蝋燭を近付け熱で溶かされ溜まった熱蝋を淫部に浴びせ掛けた
「ギャャャーー…ハァァァァ…」
悲鳴の後に郁美の喘ぎ声が続いた、大道は間を空けず続けざまに熱蝋を淫部に垂らし続け淫部が熱蝋によって塞がれていった、そして大道は乳首に縛り付けた重りを外しアナルに射し込まれた蝋燭を抜き取り郁美の細い首に首輪を嵌め繋がれた鎖を手に持ち抵抗する郁美を引き摺るように部屋から連れ出し見知らぬカップルが居る部屋に行き蝋塗れの郁美を差し出し見知らぬカップルに郁美を鞭責めをさせたのであった
つづき「堕落・6」へ
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