飼われた女・2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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飼われた女・2

15-06-14 09:49

この話は続きです。はじめから読まれる方は「飼われた女」へ

和江は姪の裕美を抱き締めた

「裕美ちゃん…ごめんね…」

裕美は和江の腕の中で号泣した

「叔母さん…」

和江は和鍋善二を睨み

「裕美を本当に返して呉れるのですね!」

睨む和江に和鍋善二は

「お前次第と何度と言って要るだろ」

和鍋善二の言葉に和江は

「判りました…裕美ちゃん、あなたは此処から早く帰りなさい」

優しく言う和江に裕美は

「叔母さん…でも、服が無いの…」

「服?、それなら心配ないは」

作り笑顔の瞳から涙が零れ、和江は裕美を残し立ち上がると着ていたベージュ系のワンピースの背中のジッパーを下ろし自ら服を脱ぎ脱いだワンピースを裕美に渡し、薄ピンク色したブラジャーとパンティーを脱ぎ捨て、裕美に装着されていた皮バンドを外しバイブを抜き取った、恥ずかしがる裕美は両手で顔を覆い愛液に汚れたバイブレーターを和江は震える手で自らの恥部に挿入し皮バンドを自ら固定させた

「…さぁ…ぁぁぁ、早くッ…裕美ちゃん…帰っ…ハァァァ、帰るのよ…」

裕美はワンピースを握り締めたまま頷いた

「和鍋さん…いえ、御主人様ッ…これで…ハァァァ、ぁぁぁ早くッ裕美ちゃんを返して…ァァァ…イヤァァァァ…」

蠢くバイブレーターが和江の言葉を封じた

バイブレーターの強制的な快楽に否応無く犯され悶える和江、そしてその姿を怯えた瞳で見る姪の裕美に和江は喘ぎながら

「ヒィィ…裕美ちゃん…ァァァ…ハァァァ、早くッ…早クゥゥゥ、此処からぁぁぁ…出るゥゥゥ…のよぉァァァ」

和江は上半身を仰け反らしバイブレーターの刺激に悶え喘ぎ、その和江の姿を震えながら頷き裕美は渡されたまだ温もりの残るワンピースを頭から着ると和江を残し足早に立ち去った、その姿を確認すると和江は安堵の表情を浮かべバイブレーターの刺激に身を任せた、部屋にバイブレーターのモーター音と和江の喘ぎ声が響き身悶える姿を和鍋善二は堪能していた、そして床で悶える和江の背後から突然和江の裸体に縄が掛けられたら

「嫌ッ…ァァァ…」

背後から縄を掛け両腕を背中で組み縛り和江の耳元で囁く男の声がした

「奥さん久し振りですね」

男の声にギョッとした

「ぁぁぁ、あなたは…」

男は慣れた手付き和江の躰を緊縛し縄が乳房の上下に掛けられ胸の谷間に縄を通し上下の縄を絞めると少し垂れた乳房が絞り出された

「本当に奥さんの躰は縄映えする躰ですね」

喜々として笑う男は夫 佐敏の担当医の村雨済(わたる)であった、和江は狼狽し

「何故あなたが…此処に…」

戸惑う和江に村雨済は不気味に嗤いながら絞り出された乳房を撫でまわしツンと勃起した乳首を指の腹で転がしながら

「いえね、此方に居る和鍋さんが主宰するサークルに私も居ましてね、何度も奥さんの恥ずかしい姿を拝見していたんですよ」

村雨済の言葉に

「嗚呼…ひどいわ…」

嘆く和江に村雨済は

「酷い?、酷いのは奥さんの方でしょう!、病院では良き妻を演じ和鍋さんの前では一匹の牝マゾに成ってるじゃないですか?」

村雨は撫でていた乳首を指で捻り潰した

「グゥゥゥゥ…イッ…イヤァァァ…フゥゥゥゥ…」

乳首を潰され喘ぐ和江に村雨は嗤い

「本当に先天性のマゾですね奥さんは」

笑う村雨に

「…嗚呼…嫌ァァァ…ハァァ仰らないでッ…」

「奥さん、実はですね、今日から暫くの間、僕が奥さんを預かる事に成ったんですよ」

村雨済の言葉に和江は驚き

「…えっぇぇぇ、何ですってェェェ、ァァァ…」

和江は怯えた顔で和鍋善二を見た、和鍋善二は嗤い

「暫くの間、村雨先生がお前の御主人様だっ!」

和鍋善二の言葉に和江は愕然とした

村雨済は真性のサディストであった、村雨済に預けられた日から和江は命の危険に曝される程の責めを受け続けていた其れは正に江戸時代、罪人を自白させる為の拷問その物で逆さ吊りからの水責め、鞭責め三角木馬とありとあらゆる責めを受け続け和江は今日も村雨済の苛烈な拷問を受けるのであった

「ギャャーーー」

村雨の邸宅の地下に造られた調教部屋に和江の断末魔の悲鳴が反響していた、調教の調教部屋の壁はコンクリートむき出しの為、声や物音がよく響くが出入り口は特別な防音ドアを使い地下の為和江が幾ら悲鳴や助けを呼んでも外部には絶対に漏れない構造に成っていた

「ア゛ア゛ア゛ア゛ーーー……ウ゛ウ゛ウ゛ゥゥゥ……ギャャーーー」

和江は天井から卸されたフックに両腕を縄で吊り上げられ両脚は大きく拓かれコンクリートの床に埋め込まれたフックに足首を縄で縛り付けられ、両乳首とラビア、クリトリスには村雨が操作する電流ボックスから延びたクリップが咬まされていた、村雨がダイヤルを回す度に和江の敏感すぎる部位から容赦なく電流が流れ和江は悶絶した

「ギャャーーギャャーー……ウウブブブゥゥゥ…」

和江は涙と鼻水そして涎を流し全身からは脂汗が吹き出し足下には失禁した尿と脱糞した便が床に流れていた、和江は1時間近く電流責めを受け続け罪人で有れば自白する事に依って責めから解放され楽に成れるのだが、和江に対する責めは村雨が気の済むまで続けられる為和江の苦痛はいつ終わるとも知れない永遠に続く責め苦であった、村雨は喜々として何度も電流のダイヤルを回し和江が悲鳴を上げる様を楽しんでいた

「ウ゛ウ゛ウ゛ーーギャャーー…ア゛ア゛ア゛ゥゥゥゥ……だ、助けてぇぇ……もぅ…嫌ァァァ、ぁぁぁお願い…やめてぇぇ」

和江は意識が朦朧としながら言った、村雨はニヤリと嗤いボロボロに成った和江に近付き

「僕はね奥さんを見た時から、僕好みの責め与えたくて、仕方なかったんですよ」

村雨の言葉の言葉は遠くに聞こえていた、和江は只ひたすら許し乞いをするだけであった


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