この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ほとばしる欲情と迷走する魂 1」へ
「んぐ、んぐっ、ちゅぽっ、んぽ、んんぐ」
足を大きく広げて中年男は仰向けに寝そべっていた。
その股間から生えている立派なイチモツは、今や圧倒するほどの存在感を漂わせ、
この限られた空間を完全に支配していた。
手錠で自由を奪われた男も、何かに憑りつかれたように夢中に
その巨根をフェラチオする恋人の姿から何故か目が離せなかった。
愛おしそうにそれをしゃぶる千穂の表情は恍惚として、
健次のことなど既に眼中にないように見えた。
健次は怒りとは似て非なる激しい嫉妬心に戸惑いを隠せなかった。
「もっと舌使え。口を上下させりゃええちゅうもんちゃうぞ。
あそこの兄ちゃんに仕込んでもらっとらんのかいな」
突然自分のことを言われドキッとする。
だが千穂はそれでもこちらを振り向かず、
一心不乱に口を動かし続けるだけだった。
男は上半身を起こし、手を伸ばして千穂のオマンコに指を這わせた。
「んんっ、んぐんぐ、ちゅぱっ、レロ」
「この涎垂らしとるスケベな穴ボコに、
またワシのイボマラ入れて欲しいんやったら、
真剣にせんかい・・・そうや、手も使って、ええで・・・
玉の方も吸ってみい、優しくやぞ・・・オウ」
不思議なことに健次は言葉では言い表せぬ異常な興奮にまみれていた。
「ふはははは、うらやましいの。見てみい。もう兄ちゃんのチンポ、
カチカチになっとるがな。ワシも年やなあ。負けとられんわ。
ネエチャン、キツイの欲しかったらワシのケツの穴舐めてみ」
男は自分の両足を手で抱え込むと、千穂の顔の前に毛むくじゃらのアナルを
曝した。
「・・・・」
一瞬躊躇した千穂だったが、顔を赤らめながらも恐る恐る男のアナルに舌を這わせた。
「んっ・・・おうう、最高やわ。兄ちゃん、見てるか?ワシの言うた通りなったやろ。
お嬢ちゃん、ケツの穴まで喜んで舐めよるで。兄ちゃんの前やいうのになあ。
淫乱な女やのう」
男は勝ち誇ったように健次に見せつけた。
(千穂!千穂、すまん、俺がバカやった。それなのに俺ってばどうしようもない)
健次は再びカチコチになった息子を右手でシゴき始めるのだった。
「ふあああっ、おっきいいい、ダメええ~、あっはあっ、やああスゴ~いいいい」
「ああっ!もうやめてええ、狂っちゃううう、あああ~」
「チンポいいい~良過ぎるゥゥ、ダメダメダメっ・・・っんんっあああああ~ああ~」
千穂の悶え方はまさに獣そのもので最初よりもさらに激しかった。
快楽にこれ程までに没頭する彼女のこんな姿は見たことがなかった。
(千穂~)
男の巨砲に責め抜かれ、健次は千穂が壊れてしまうんじゃないかと
心配になるほどだった。
「あああ~、死ぐうっ・・・ヒック・・・死ぬっ、死んじゃうっ!・・・」
ギシギシギシギシギシ
突然、千穂の声は静まり暫くベッドの軋む音だけが聞こえた。
(おいおい、本当に死んじゃったんじゃないだろうな)
健次が千穂の顔を覗き込むように体を伸ばした瞬間、
突然ひゃっくりのような声が上がると
「ヒャック・・・ゥぉぉぁぁあ゙あ゙あ゙ああああああああ~~~」
それまでで一番大きな咆哮を最後に千穂は動かなくなった。
つづき「ほとばしる欲情と迷走する魂 5」へ
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