ほとばしる欲情と迷走する魂 3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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ほとばしる欲情と迷走する魂 3

15-06-14 09:54

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「ほとばしる欲情と迷走する魂 1」へ

男はゆっくりと少しずつ、狭い穴に分身のサイズを馴染ませるように沈めていく。
「うっ・・・うう~、はっ・・・うんっ」
(わわっ!きっきつい。こんなの入れられたら壊れちゃう)
天井を見上げる千穂の眼は大きく見開き、焦点が合わないかのように震えている。

巨根から逃れようと体をずり上げるも、両足をガッチリ抱え込んだ男の腕が
それを許さない。
ズンっズンっとその深度を深め、ニヤけた顔で千穂の様子を窺っている。
「健ちゃん・・・うはあっ・・・やだっ助・・・けて」
千穂は頭を振って壁際で無残に蹲っている健次に救いを求めた。
「こんなん初めてか?兄ちゃんのとは全然違うやろ。
せやけど怖がることあらへんで。
こう見えてワシは女子にはものごっつう優しいんや。
そのうちお嬢ちゃんもコレの良さわかってヒ-ヒ-悦ばせたるがな」
プッ!
千穂はキッと男を睨みつけると、その顔めがけて唾を吐いた。
男の頬に白い唾がべっとりと付着する。
男は腰の動きを止め、右手の甲でゆっくりと粘っこい液体を拭った。
「ほう、嫌いやないで、こういうの。
そんな目でワシを見る強気な女子をこのイボマラでとことん屈服させたる。
ワシの言うことならケツの穴まで舐めよる淫乱女にしたるわ」
男はゆっくりとではあるが腰を上下させ、その巨根を活かしたロングストロ-クで
千穂のオマンコを奥深く突き始めた。
股間に広がる驚異的な摩擦感と男の言葉に、
千穂は絶望感で一瞬気を失いそうだった。
「やめろ!もう勘弁してくれ」
搾り出すような健次の声が遠くで聞こえた。

「はうっ・・・ううっあっ・・・・ああんっ」
(ダメっ、イボイボが中で暴れ回って擦れる!)
それは味わったことのない快感だった。
只でさえその圧倒的なボリュ-ムに飲み込まれそうなのに、
突起物が膣壁を掻き毟る感覚は、例えて言うならば痒い所に手が届くどころか、
痒い所全てが性感帯になってしまうぐらい千穂を追い詰めていた。
そんな彼女を男は時折狙いすましたように、
並んだ2個のイボでGスポットを震わすようにして刺激した。
これをされるともう堪らなかった。
「うわああああっ、あああああっ、やめてえええ~、いくっまたイっちゃうううう~」
千穂は男の腕にしがみつくようにして一気に高みへと昇りつめる
瞬間、男がスポっと巨根を抜き取るとオマンコから飛沫が噴き出た。
「あああああ~、はあ、はあ、はあ、はあ・・・」
「またイったんかいな。辛抱足らんオメコやなあ。
隅で見物しとる兄ちゃんも呆れとるで」
千穂は男の言葉で漸く我に返った。
幾度も幾度も容赦なく襲って来た、かつて経験したことのない快楽の大波は、
すっかり彼女から恋人のことを忘れさせていた。
千穂は健次の方を虚ろな目で見た。
まだ勝手に腰がビクンっビクンっと痙攣している自分が、
死ぬほど恥ずかしく罪悪感で居たたまれなかったが、どうしようもないことだった。
「健ちゃん・・・」
健次は目に大粒の涙を浮かべながらも
ギンギンに勃った息子を空いた右手で擦っていた。
(どうして?どうして健ちゃん、そんなに興奮してるの?
どうして私は健ちゃんの見てる前でこんな男にこれ程感じてしまったの?)
男は再び千穂を抱きかかえ座位で挿入した。
「ああっ」
健次からは千穂の背中が見える格好だ。
もう彼女に男を拒絶する様子は微塵もなかった。
積極的に自ら男のリズムに合わせ腰を振る千穂がいた。
「ああ~、はああんっ、ああっ、いい~」
健次は右手を上下させながら泣いた。
悔しかった。情けなかった。
「千穂~」
すると追い討ちをかけるように男が健次に声をかけた。
「おいおい、何泣いてんねん?まるでワシが悪者みたいやないけ。
ワシはお嬢ちゃんとデ-トしとって、それを邪魔する暴漢を退治しただけやで。
そやろ。それとも何か?お嬢ちゃん、ワシとオメコすんの嫌なんか?
嫌やったら今すぐ止めんで」
男は腰をグイグイ動かしながら意地悪く言った。
「あんっ・・・ああああっ、あああ~」
「ほな、止めよっか」
男はピタっと動かなくなった。
「やっ・・・・」
千穂はもう既に男の手中に落ちていた。
腰をぐるんぐるん動かし前後に激しく往復させ、
快楽を手放すまいと男にしがみついていた。
「そうやろ、そうやろ。兄ちゃん悪かったなあ。お嬢ちゃんが離しよらへん。
もう暫らく見といてや」
男は再び正上位で密着した。
「イボイボはこんな使い方もあるんや」
男は並んだ2個のイボをクリトリスに挟むように宛がうとグラインドさせた。
「ふぁああ~、あああっ」
「どや、気持ちええやろ?兄ちゃんのチンポとどっちがええ?」
「ううううっ」
千穂はシ-ツを鷲掴みにし、のた打ち回る。
何が起こっているのか健次の方からはわからなかったが
明らかに千穂の様子が変わった。
「うううわああ~っ・・・・ああっ・・・・ああ」
「ち、千穂おお~」
クリトリスがイボで挟み込まれるように擦られ、
中では巨根と一にもう一個のイボが暴れ回った。
「あああああああ~~・・・・おおおおおう・・・・おおおおおううっ」
獣のような叫び声が健次の耳をつく。
千穂のそんな声は未だかつて聞いたことがない。
「千穂おおおお、やめてくれええ」
「どっちのチンポがええんや?言うたらんかい!」
ドスの効いた声で男が追い詰める。
「うわあああああ~、こっちいいい~~、このチンポいいいい~、
スゴいいいいい~、あああああああああ」
千穂は男の背中を掻き毟るようにしがみついて、
涙を流しながら男のチンポを貪るように腰をくねらせた。
「ああああ~、千穂おおお」
同時に健次も勢いよく白い液体を発射させた。
「ほら、思う存分味わえ」
男もピストン運動に切り替え、これでもかと巨根を打ち付けた。
「あああっああああ、あああああ~、死ぬううう、死んじゃうううううう」
「おおう、イクぞう」
「おおおおおああああああああ~」

つづき「ほとばしる欲情と迷走する魂 4」へ


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