透:15歳。中学を卒業し高校に入学したが父親が転勤の為に半年間程、母親も身の回りの世話の為に家を空ける事になった。透の身を案じた両親は母親の妹へ透を預ける事にした。
恵:35歳。透の母親より5歳年下の妹。旦那とは6年前に結婚をしたが、未だ子供は授かっていない。そして、透が産まれた頃から我が子のように可愛がってきたので今回の透の滞在を何より喜んだ。
透は幼少の頃からいつも美しくいる恵に憧れに近いものを秘めていた。何しろ透の成長過程と共に恵は女を磨き美しくなっていった。
恵の旦那はいわゆる商社マンで海外赴任をしている最中である。が、故に恵は透を引き取る事が可能だった。
そこそこ広さのある家に一人というのはなんとなく寂しさもあったのだ。
「これから暫くの間お世話になります」
透は恵の運転する車の助手席で言った。
「そんなに堅苦しくしなくていいわよ…透ちゃんは私の子供みたいなものなんだから」
「あ、はい…」
近頃、透は恵に優しくされると妙に照れ臭かった。いわゆる思春期というやつだろうか…意識している女性と上手い具合いにコミュニケーションをとれなくなっていた。それは恵も薄々気づいていた。
「ちょっと買い物していくわね」
車をショッピングモールの車庫に停めて歩いた。恵の半歩後ろを歩く透は恵の後ろ姿を見つめていた。
これからこの人と一つ屋根の下で二人っきりか…。
恵の膝上丈のタイトスカートから伸びる薄いパンスト越しの脚に見とれていた。
買い物を終えてこれから世話になる家へ着いた。自分の家とは違い余り生活臭のしない家だった。
「疲れたでしょ?ごめんね余計な事に付き合わせちゃって…透ちゃんは叔父さんの部屋使ってね。ご飯食べる前にお風呂入っちゃいな…もう沸いてるから」
全ての事に戸惑いながら脱衣室に行き裸になるといきなりドアが開いた。
「バスタオル出しておくの忘れちゃっ…あっごめんごめん」
透は慌てて自分の脱いだトランクスでペニスを隠した。
「そんなに慌てなくても大丈夫よ…とって食べたりしないから〜」
恵は冗談交じりに言ったが透は顔面から耳まで真っ赤になってしまった。
「昔みたいに一緒に入って洗ってあげようか?」
「大丈夫だよ」
と、ぶっきら棒に言ってそそくさとバスルームに入った。
ふふっ透ちゃんったら照れちゃって…大人になってきたのね…。恵はそんな透を心底、可愛いと思いながらキッチンに行った。
そして、二人は向き合って食事をしたが透は恵を直視する事ができないでいた。
恵はビールを口にしながら透となんとか話をしようと思っていた。
「ご馳走様」
椅子を立ち、食器を重ね流しに持っていった。
「ちょっと勉強したいから何かあったら呼んでください」
と言って部屋に行ってしまった。
歳頃の男の子って難しいのね…お姉ちゃんも大変だわ…と思いながらソファでうたた寝をしてしまった。
恵さんと二人っきりなんて…
透は叔父の部屋の椅子に座りながら硬くなったペニスを扱いていた。
ああ…恵さん…。
二時間程うたた寝をし、起きた恵は台所を片付けて風呂へ入った。そして、バスローブを着て透の部屋へ行った。
コンコン
「透ちゃん、入っていい?」
「えっ?い、いいよ」
透はそれまで恵を想像してオナニーをしていたので驚いた。
「どうしたの?」
透が振り返って聞いた。
「透ちゃん、ここで布団敷いて寝てもいいけど、どうせ叔父さんいないんだから一緒に寝室で寝ようよ」
透はその言葉と恵の姿に戸惑った。
め、恵さんと一緒に寝る⁉
「いや、俺、勉強とかで寝るの遅くなったりするし…」
「別にいいわよ…ウチの人も夜遅い事多かったし、何照れてるのよ?親子みたいなもんなんだから。いい?分かったわね」
恵は一方的に決めると部屋を出て行った。
ちょっと透ちゃんの部屋…匂ってたな…。若いのね…。
バスローブの裾から露わになっていた太腿を想像しながら再び股間に手がいってしまう。
ああ…恵さんと寝るなんて…どうなっちゃうんだろ…。エッチな事してみたい…。
短時間のうちに二回もしてしまった。叔母をオカズにしてしまう自分が嫌になった。
夜も更けて透は寝る為に寝室に行った。先に休むと言った恵が寝ていた。寝室には想像より遥かに大きいベッドが一つあるだけだった。
そして、恵を起こさないように布団に潜り込んだ。
なんか、恵さんのいい匂いがする…。
きっとこのベッドの上で恵さんと叔父さんは何回も…。
下衆な考えというのは分かっていたが、考えずにいられなかった。そして恵の方に目をやると静かに寝息を立てて眠っていた。
次の朝、目を覚ますともう恵はいなかった。しかし、台所の方で音がしていた。
恵の寝ていた場所を触るとまだ、微かに温もりが残っていた。
本当に恵さんと一緒に寝たんだ…。
ベッドから出てリビングへ行くと恵は既にいつもの恵になって朝食の準備をしていた。
「おはよう」
透の声に気づき振り返った。
「あっ…やっと起きた?よく寝れた?わけないよね…早く顔洗っておいで」
洗面所に行き、洗顔を済ませタオルで顔を拭いていると洗濯物籠に気づいた。
ここに昨日着ていた服が入っているということは…。
一瞬、手を伸ばしてしまいそうになったが透の中の理性が働いた。リビングに戻ると朝食の準備がされていた。
「普段あんまり朝ご飯なんて食べないでしょ?でもウチに来たからにはちゃんと食べて、朝から頭シャッキリさせてもらうからね」
と、言って恵は愛くるしい表情で微笑んだ。
透が恵の家で世話になってから二週間程が過ぎた。通学にも慣れ、なんとなくだが恵と寝る事にも慣れてきた頃だった。学校から帰ると恵のヒールの他にもう一足見慣れないヒールが列んでいた。
誰か来てるのか?
「ただいま〜」
「おかえり」
と、恵の声にもう一人。
「やだっ可愛いコじゃない〜」
恵とテーブルを挟んで座る美しい女性がいた。
「私の大学時代の友達の久美…で、甥っ子の透ちゃんね」
お互いの紹介をしてくれたが何と無く照れ臭く部屋へ入ってしまったが…二人の会話が気になって手を洗いついでに聞き耳をたててしまった。
「透君だっけ?可愛いじゃない〜思わず抱きしめたくなっちゃうわね」
「久美そんな趣味だったっけ〜?」
「だって、結婚はしたけどたまには…なんて思うじゃない?ましてや若いコなんて〜」
「久美、もしかして旦那さんとしてないの?」
「毎日仕事が忙しいみたい…月に一回もないかな〜…それより恵こそ溜まってるんじゃないの?だって海外赴任だっけ?もう長いでしょ?ダメよ〜可愛い甥っ子に手を出しちゃ」
「ないない…だって息子みたいなもんだもん」
「分からないじゃない、恵は甥っ子って思っていても一つ屋根の下に思春期真っ只中の少年と暮らしてるのよ?透君が我慢出来なくなったりして…」
「変な話の聞き過ぎじゃない〜?やだな〜」
つづき「美しすぎる叔母2」へ
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