上司の奥さん 21_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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上司の奥さん 21

15-06-14 09:57

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「上司の奥さん 1」へ

気がつくと 朝になっていた
「おはよう 自分の家に帰って 着替えて出社しますからね」
「今夜はどうする? うちで食べる?」
「いや 今夜は同期のやつらと飲み会があるから」
「同期ってことは女の子も?」 「いますよ」
「ちょっと焼きもち」  「俺にはあやちゃんだけ」
「ありがとう」 抱きつかれキスを。。。

玄関を開け 廊下に出ると 廊下のはずれで 二人の奥さんが話をしていた  俺に気づかずに  俺は自分の家に帰り ワイシャツとネクタイを変えて
出社するために家を出た 最初に気づいたのは 田村の家の真下の中島さんの奥さんだった
「おはよう」  「おはようございます」と笑顔で答えると 「可愛い笑顔ね うちの旦那とは大違い いってらっしゃい」
えみちゃんも「行ってらっしゃい その笑顔で女子社員を泣かすんじゃないようにね」
「俺 年上の人が好きなんで 泣かせません 行ってきまーす」   えみちゃんが「可愛い顔なのに彼女いないみたい 隣だけど女性の声がしないのよ」
「横では聞こえない振動は下だと凄い響くの 昨日田村さんの旦那さん帰ってきたみたい 窓を開けてだったみたいで 奥さんのあえぎ声が 小さく聞こえて
軋む音 あれはベットの音 久しぶりに燃えたのかしらね 羨ましいわ  うちなんて子供が大きいから エッチご無沙汰なのにね」
「おかしいわね 旦那さん単身赴任で 寂しいなんて言っていたのに 浮気かしら まさか中島さんの旦那さんだったりして」
「それはないわ ソチンで早漏だからね」  「何で早漏とかわかるの?」
「私 男の人はうちの人だけしかしらないの だからエッチてそんなものかと思っていたんだけど 女性誌を読んだ時びっくりしたの 早漏だと あと昨日の田村さん家の響きがすごい長くてね」

えきちゃんが「他の人や旦那さんに内緒にしてほしいんだけど 私と田村さん 同じ男の人と不倫してるの」
「えええ マジ」  「マジだよ その人は可愛い顔してるくせに アソコが太く長いの 若いくせに早漏ではなく満足させてくれる人なの」
「それって 私も知ってる人?」  「うん」  「北村君?」 「そうだよ」
「昨日 田村さんの相手って まさか北村君?」  「そのまさかの北村君だよ」

その頃 俺は電車の中でくしゃみを連発し 女子高校生二人に 可愛いと笑われた

つづき「上司の奥さん 22」へ


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