被虐牝・8_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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被虐牝・8

15-06-14 09:59

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「被虐牝・1」へ

玄関でバイブの刺激に弥生は一心不乱にオナニーに没頭していた、自分でははしたなく惨めな事と判っていてもバイブと乳首に固定されたピアスローターのまでは無力であり快楽の前では何人も抗う事など出来る筈も無かった、弥生が数え切れない絶頂を繰り返していた時、携帯の着メロが鳴った、弥生は身を快楽に震わせ自らの体内から溢れ出た淫汁で汚れた細い指で携帯の通話ボタンを押したその電話は隆弘からであった

「弥生、今すぐ母さんをバス停まで迎えに行ってくれ、直ぐだぞ」そう言い終わると隆弘は一方的に電話を切った、弥生は隆弘の言葉に不安を直ぐに感じとった、あの悪魔のような養父と自分を金で買った夫隆弘が、素直に母親を返す筈がなかったからであった、弥生はオナニーで乱れた着衣を直し家を直ぐに出た、家からバス停までゆっくり歩いても5分位しか掛からない距離では在ったが、弥生に着けられたら淫具が躯を責め続け思うように身体が動かず、弥生は快楽を堪えながらバス停へと向かった、そしてバス停の周りに人集りが出来て要るのが見えた、弥生は恐る恐る人集りの中に入った、そして母親の絵美子の無惨な姿が眼に飛び込んで来た

「…弥生ちゃん…お願い…早く…」絵美子は泣きながらそして恍惚の表情を浮かべ訴えてきた、絵美子はバス停に縛られ両脚を閉じれぬ様に大きく開かれ足首に縛られた縄がベンチと繋がれていた、絵美子の淫部にはバイブが蠢き衆人達の前で何度も逝き果て噴いた潮がコンクリートを変色させていた、弥生は縛り付けられた縄を解こうとしたが縄は固く結ばれ中々解く事が困難であったが、弥生はなんとか縄を解き絵美子の解放に成功し絵美子を抱えながら家へと戻った

「ごめんね…弥生ちゃん、お母さん…どうしようもない程の…マゾなの…あなたを巻き込んでしまって…ごめんなさい…」絵美子は疼く躯で弥生を抱き締め弥生もまた母親の絵美子を抱き締め

「佳いの…私も…真性のマゾなの…だから…このまま、ふたり…地獄へ墜ちましょう…」弥生は絵美子の躯を貪り、絵美子も血は繋がらなくとも娘弥生の躯に貪り附き部屋には2人の喘ぎ声が響き渡った、そして二匹のマゾ奴隷は更なる地獄が待ち受けていた

リビングのソファーに隆弘と一茂がふんぞり返る様に肉棒を晒け出しその肉棒に弥生は養父一茂の肉棒を貪り、絵美子は弥生の夫である隆弘の肉棒を丹念に口奉仕していた

「弥生、どうだ久し振りの父さんのチンポの味は?」一茂が天井を仰ぎ見ながら聞いた、弥生は上下に動かしていた頭を擡げ唾液をダラダラ流しながら

「はぃ、とても、美味しいです」弥生は恍惚の表情を浮かべ養父一茂に答え再び肉棒を口に含み奉仕を始めた

「お母さん、如何ですか僕のチンポの味は?」一茂の真似をする様に弥生の夫隆弘が絵美子に尋ねた

「…はぃ、とても、美味しいです」絵美子は頭を擡げ伏し目がちに答えた

「なぁ隆弘君、弥生と絵美子も立派なマゾ奴隷に仕上がった事だし、どうだろうこの辺ですレンタルオークションを始めてみては?」一茂が隆弘に声を掛け隆弘は頷き

「実はですね、内の取引先に異常な程のサディストが居ましてね、この間逢った時に簡単に話をした所、是非参加したいと言ってるんですよ」隆弘の言葉に一茂は頷きニンマリと笑い弥生の頭を撫で

「他に声を掛けてる奴らは居るのか?」

「いえ、その者だけです」

「なる程、俺の方も隆弘君と良く行くサロンの連中に声を掛けて要るし、みんな結構乗りの佳い連中だから丁度良いか、所で隆弘君が声を掛けた取引先って誰だ?」

「はい、井澤商事の息子ですよ」

「井澤商事?」一茂は暫く考えてから口を開いた「親父の名前は井澤貞光じゃなかったか?」一茂は目を剥く様に隆弘の方を向いた

「はい、層ですが、ご存知ですか?」隆弘は答えた、一茂は暫く黙り込んだ

「何か都合悪かったですか?」隆弘は少し眉をしかめ聞いた、一茂は1つ深い溜め息を吐き「ああ、その井澤貞光とは昔付き合いが在ってな」

「知り合いですか?」

「知り合いって云う程の物じゃ無いが、全く知らない訳でも無いんだ、なぁ隆弘君、その井澤貞光に逢わせて貰えんかな?」一茂は頭をダラんと隆弘の方に倒し聞いた

「多分大丈夫ですよ、明日にでも連絡してみますよ」隆弘はそう言い終わると絵美子の頭を激しく動かし、絵美子が嗚咽を上げ出した所に隆弘の肉棒から大量のザーメンを放出させた、一茂の肉棒からも大量のザーメンが弥生の口の中に放出され弥生と絵美子は丹念に舌と唇で清めながら肉棒から口を離した。数日後、隆弘の繋ぎで一茂は井澤商事社長、井澤貞光とその息子の貞晴と逢う事と成った

高級シティーホテルのVIPルームに一茂と隆弘が深々としたソファーに腰深く座りテーブルを挟んだ向に井澤貞光と息子の貞晴が同じ様に座っていた

「久し振りですな」最初に口を開いたのは貞光の方であった

「本当ですね」一茂が愛想笑いを浮かべ其れに答えた

「所で息子から訊きましたが、奴隷オークションをしてる層ですね?」井澤貞光は一茂と隆弘を見ながら尋ねた

「えぇ、ほんの趣味程度ですがね、でも貴男もオークションしてませんでしたか?」一茂は探る様にテーブルに置かれた冷め始めたコーヒーを啜りながら聞いた、貞光は溜め息を1つ吐きソファーに座り直し

「えぇ、してますよ、貴男と違い儂等の方は商売としてですがね」

「矢張り層でしたか」一茂はコーヒーカップをテーブルに置き「1つ貴男にお願い事が在るんですがね」

「お願い事ですか?、ほぅ珍しいですな昔から貴男は人に頭を下げるのが嫌いだった筈では?」貞光は抑える笑いをしながら答えた

「別に頭を下げている訳では有りませんよ、お願い事が在るだけですから」

「何ですか?その頭を下げないお願い事とは」少しムッとした表情をしながら貞光が訊いた

「昔と変わって無いですな~お互い」一茂が少し笑いながら続けた「どうでしょう、貴男は商売でオークションをしている、此方は飽くまでも趣味配意での言わばお遊び程度のスワッピング程度の物です、此方の趣味に手を出して欲しく無いのですが」一茂は貞光を睨む様に言った、貞光は溜め息を吐き

「出来ないと言ったらどうしますか?」貞光は睨み返した、部屋に張り詰めた緊張の静寂が暫く続いた

「出来無いですか?」静寂の中に一茂の掠れた声が流れ、直ぐに貞光が応じた「出来ませんな!、此方もプロですから素人に変な真似事されても迷惑ですからね!」お互いが一歩も牽かない静寂が流れた時であった

「お父さん、我々の負けにしませんか?」突然隆弘が口を挟んだ、隆弘の言葉に一茂は驚き隆弘を睨み付けた

「隆弘君、どういう意味かね?」

「意味?、意味なんて在りませんよ、只この世の中長い物に巻かれるのが世の常じゃ在りませんか?」

「長い物に巻かれる?、そうか、隆弘君は巻かれたい方なのか?」

「仕方在りませんよ、生きて行く為ですから」隆弘はニコリと笑った、一茂は隆弘の表情に全てを悟った

「なる程、俺に手を退けと言ってるんだな!、判った、俺の負けだこの世界から手を退こう」一茂がソファーの背に持たれた時

「この世から手を退いて下さい!」隆弘はそう言いと背広の内側からサイレンサー付きのオートマチック式の拳銃を取り出し一茂の米噛みに素早く突け引き金を引いた、一茂の反対側から血飛沫が吹き出しあっという間に一茂は絶命した

「隆弘君、有り難う!これで君も立派な我々の仲間だ!」貞光が握手を求めた時、隆弘は拳銃を貞光に向け

「あんたもこの世から消えるんだよ!」隆弘の言葉に驚くと同時に貞光の額に銃弾が撃ち込まれ力無く貞光がソファーに崩れ落ちた、貞晴は倒れた2人を見て

「年食ってる割に裏読みも出来ない爺なのかよ!」貞晴は吐き捨てる様に言った、実は一茂は貿易会社を隠れ蓑にし諸外国等に女奴隷を斡旋しそのライバル会社が井澤商事であった、だが常に下で危ない仕事をしていたのが隆弘であり、養子である貞晴であった2人は貞光と一茂を亡き者に自分達が頭を捕る算段を狙っていた、そして都合良く絵美子と弥生のオークション話に乗じて計画を実行に移したのであった

「所でそっちの段取りは出来てるのか?」

「任しておけ!話は付いてるよ!」2人は死体を目の前にし高笑いし在った

重厚な調度品が所狭しと並べられた社長室にバイブのモーター音と女の啜り泣く様な喘ぎ声がBGMのように流れている中に隆弘はパソコンに向メールの遣り取りをしていた、メールの遣り取りは1時間以上も続き隆弘に採っては思い通りに行く内容ではないのか常に眉間に皺を寄せ険しい表情が変わらなかった

「隆弘、上手く要っているか?」ドアもノックもせずに入って来たのは貞晴であった、貞晴は高級な革張りソファーに深々と座り硝子テーブルに置かれた来客用のタバコに手を伸ばし口に含みながらライターで火を点けながら喋ったら

「よう、弥生の方はどうした?」貞晴の声に生返事をした隆弘に貞晴は更に喋り続けた

「例のSMクラブの件だけどよ、面白い奴が引っ掛かったぜ」貞晴の声に漸く反応した隆弘はパソコンのモニターから貞晴の方に目線を変えた

「面白い奴?、何だ面白奴って」隆弘の反応に顔をニヤケさせ

「やっと反応しやがったな、驚くなよ、内のクラブに造田球造の息子が引っ掛かったぜ」

「造田球造?、あの次期総理大臣と言われている奴か?」

「その息子だけどな、でもよ、その息子がよとんでもない奴と一緒に来やがったんだよ!」貞晴がタバコを大きなリアクションを取りながらふかしながら話を続けた

「息子が連れて来たのは、自分の母親だぜ!」貞晴の言葉に隆弘は一瞬動きが止まった

「母親?、何だそれ!、自分の母親を相手にSMプレイか?」

「層なのよ!」

「馬鹿な事言うなよ!幾ら変態親父の造田球造の息子でも自分の母親相手にするかよ!」隆弘は判場呆れ顔で貞晴に言葉を返した

「お前もそう思うだろ~だから最初は俺も聞いて信じられなかったんだけどよ、若い奴に調べさせたらよ、その母親って云うのが後妻でよ、それも元々は息子の女だったんだよ!」

「息子の女?!、じゃあ何か、息子の元々の女が親父の嫁で今でも息子の女でそれがプレイ相手か?」隆弘の驚く言葉に貞晴は大きく頷きニンマリと笑った

「オイ、証拠は掴んでるだろうな?」

「当然よ!、今なちょっと掛けてる状態でよ、相手も可なり動揺してるからよ」

「上手くやれよ、相手は変態でも次期総理大臣の造田球造だ、怖い連中との繋がりは可なり太いからな!」

「そこは心配無いぜ、抜かりなく動いてるからより!」貞晴は自慢げに自信有りげに答え、ソファーから立ち上がり意気揚々と部屋を後にした、隆弘は目線で貞晴を見送り笑った

「相変わらず馬鹿だぜあいつ(貞晴)はよ!」隆弘は再びパソコンに向メールを送信した


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