一杯の淫らな滴_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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一杯の淫らな滴

15-06-14 10:06

私と彼が知り合ったのはカウンターだけの小さなスナックでした

カウンターの奥で一人寂しく飲みなれない洋酒を飲んでいるとバーテンダーが『あちらの方から…』とお洒落なカクテルを頂いて私が頭を下げると彼は私の所に来て横に座ってよいですか?と私が返事をする前に座っていました
その日は彼の奢りで彼に飲まされて私はスナックを出て彼とホテルのベッドで寝ていました
それから毎夜、彼に誘われて仕事なの…遅くなるから…お金が無いの…等々理由を作って断っていました
彼はそんな私に『部屋で飲もう…安く何時でも飲めるから…』と強引に私の部屋に押し掛けて来ました
どうせ都合の良い女、体が目的なんでしょと相手をしなかったけれど……

彼とは相性がいい肌の感触も愛撫の仕方も…私は欲しくなる…
焦らすのが彼…お金も時間もないのに…

ギャンブル好きな駄目な彼…

私が怒ると『一杯飲みに行こう』と誤魔化されて半同棲状態…

私には男もいなかったし男も知らなかったから貴方にいろいろ教えられた…

一度彼の会社にも彼の口利きで入社しました…

満員の通勤電車で彼に触られたり…彼に見られながら他の男にも触らせてた…

会社でも…彼にセクハラされて顔を赤らめていました…

部長に見付かり部長に会議室に呼び出されてお叱りも受けました…
非常階段の踊り場で彼に抱かれて謝られると彼の匂いと肌に包まれるだけで私は潤い許してしまいました
経済的に苦しくなって一杯のお酒も減り彼と別れました
ノーブラ・ノーパンで生足にパンスト直穿きで満員電車に乗ります パンストの伝線を見ながら会社近くのトイレでブラとパンティを着けて出勤しています この間、トイレで同じ職場の人と会いました彼女もミニスカ出勤してトイレでスカートを履き替えていました
彼女もお仲間なのかも?


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