裕美_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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裕美

15-06-14 10:11

私が家に帰ると玄関に妹(友美)の靴と男物の靴がありました

友美はまだ大学生なのに両親がいない家に男を連れ込んでと後で怒ってやらないとっと買って来たスーパーの袋を台所に置き二階に上がっていきました
妹の部屋の前に行くと妹の部屋の引き戸が閉まりきらずに少し開いていました

妹の部屋を覗く気はありませんでしたが前を通って良いものか?思案していると妹の部屋の中から友美の声が…
友美は何の話しをしているの?黙って通り過ぎるより挨拶した方が良いかなぁ?と思いながら聞き耳を立てていました

『あぁ~ん ぃい アッアッぁん ぁん あーん…』
仰け反り引き戻ろうと重心を踵に乗せると床がミシッと歪みました
『ネェー健二キスして…』

偶然見てしまったと言うか動けずに手に汗握り最後まで見てしまいました
気付かれぬ様に後退りしながら台所で晩飯の準備をしていると健二君が下りて来て『お邪魔しました』と帰って行きました
両親が早く帰って来て結局は友美にも何も言えませんでした
それから何度か友美と一緒に健二君と会って話していて…ある日、偶然街で健二君と会って二人で喫茶店に行きました

友美の前で聞けない事や妹とはどうなの?と健二君に聞いてる間に私も愚痴や私の事も健二君に話していました
そんな中で私は今度、就活で東京に行くんだけど知らなくて…と話をしていました
健二君はそんな私に『住んでた事があるから僕が案内しましょうか?』と言ってくれました
『お姉さんが就活してる間、僕はぶらぶらしてますから終わったら観光案内もしますよ』と僕は知ってるから手配も全部するからお姉さんは就活だけに集中して下さいと申し出てくれました

つづき「裕美2」へ


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