主人公の黒田亜希子36歳で私の勤め先で働く共働きのパートの主婦です
彼女の働きぶりは真面目で地味な普通のパートさんと言うイメージでした
しかしパートのおばちゃんの中では若い方で私は新年会や宴の席では黒田さんと横に座らせては『女は酌の一つも出来なければ…』と密かにセクハラをしていました
なので彼女からはどちらかと言うと中年のいやらしいオッサンと避けられていたと思います
私は仕事でバタバタと飛び回り現場が疎かになっていました
ある日、私が出社すると私のデスクに封書の手紙が置かれていました
私が手紙を開くと匿名の投書でした
内容は山城主任が使い込みをしていると言う事でした
手紙を読み続けると山城主任は奥さんに隠れて着服したお金で黒田亜希子さんと不倫していますと密告でした
私は山城主任を呼び出し封書を見せて『大変な事をしてくれたね』と書かれている事が事実か?本人に確認しました
山城主任はあっさりと事実を認めて私に全てを話して勘弁して下さいと謝りました
私は次に黒田さんを呼びました
つづき「言いなり奥さん 1」へ
コメント